続.公共施設の行方
現状の間に
暇なオジさんの振り返り妄想録として、再始動。
大分ご無沙汰です。
昨年度末まで携わってきた、観光施設であり教育施設⁈の現在の状況を少しだけ、報告。
当初は、この施設全体を民間企業の方々に運営管理をお願いしたいと考えていた事案。
4年前からプロジェクトが始動し、画策⁈していたあの頃。
様々な角度からのご指摘を受け、施設全体は諦め、分離した管理となった。
今となっては、いや、当時の私達も段階を踏んだ上で、今のスキームがハレーションを起こさずの穏便な手法と捉えていたのかもしれない。
結果、時代に即した企業が試行錯誤しながら現在運営を行なっていただいている。
キャンプブームの恩賞や腕もあってのことだが、この民間事業者が運営しているキャンプエリアは予想どおり、いや予想を上回る成功を収め、従前の施設から10倍以上の収益を上げている。
この施設は40年以上前に、当時キャンプ場を併設した農水省の補助金を活用してできた施設。
そのような背景もあって、中々にいじれずの施設だった経緯もあったようだ。
そんな中、一方は成功⁈を収めているが、残された公が管理する施設はどうなんだ、という問題もある。
ここが正に問題の本幹な訳で、コロナ禍が終焉し、近場で遊ぶことが少なくなり外出が解禁された事で、実は頻拍した状態必至だという。
かくゆう私は、その事を知り得たのはミッションを離れてから随分経過した現在。
たまに関係各位から相談事を受けたり、外部から視察の講師も受けたりするのだが、そのような実務的相談交渉以外、実はあまり口を出さないよう心掛けていたりする。
そこは部外者たる誠意もあったりする。
現在、私達の庁内においても様々な公民連携が主流となってきている。
どこのセクションもそうだけど、その時々で担当者はフルに知恵を出し合い、最良のアイデアを提示しているものだと考えている。
そのアイデアを吸い上げ、実現させるための手立てを自治体は模索していかなくてはならない。そういう意味では民間事業者の真意を確かめる事がとても重要。
その落とし所をいかに、受け手側寄りに寄せる事なのだが、いかんせん人員不足により、他のルーチンも併用しつつ、それだけに集中できないのが実情。
そして多忙な上に煩雑化した事務手続きが見え隠れすることや予算的な部分でも、安定した実務が困難。
そのような不安定な自治体の弱みにつけ込む、中身のない企業も実は存在するのだ。
私達公務員は、ビジネスに疎い上に商戦という定義を実は理解していない。
そうした日々の環境から、提案側の裁量に依存しがちだか、実はこちら側の要求はとても大事なのである。
長くなりそうなので、続きはまたね!
ん〜何かまた熱がでてきた感ありです笑
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