見出し画像

入院中、心に刺さった先生の言葉

表現が適切ではないかもしれませんが、好い意味で本当に心に刺さりました。それはリュウマチ科の部長先生が回診に来た時に聞いた言葉です。

山本さん、決して火のない所に煙は立ちません。症状があるっていうことは必ず原因があります。その原因を突き止めて治療するのが医者の仕事です。

その言葉を聞いて嬉しくなりました。それはある意味自分の病気に対する理解と重なるところがあったからかもしれません。
時々眼科の先生(この病気は色々な所が悪くなる可能性があるので、色々な科の先生にお世話になっています)にも言われる言葉があります。

病状が一番よく分かるのは医者じゃなくて患者さんだよ、自分の身体だからね。

そうです。自分の身体は自分が一番よく分かるはずなんです。医療器具や技術が発達していますが、病状を一番敏感に察知できるのは機械ではないんです。主治医の庭野先生が聴診器を当てて僕の肺の健康状態を診ていた時の言葉も忘れられません。

肺炎の検査では色々な方法がありますが、レントゲンに影が出る時は相当悪くなった時です。次はMRIでの検査です、そしてもっとも初期の時に分かるのが聴診器です。呼吸の時に出る肺から聞こえるかすかな雑音が一番よく分かるんですよ。

僕は入院中、最大限に患者の仕事をしました。毎日自分の身体と会話をし、少しでも身体に変化があれば、自分なりにその原因を考えました。
そして入院中に一番多く話をしたのが腸とです。病気になってやっと気づいたのですが、腸はとても重要な臓器です。

腸とどんな会話をしたのかは、また次回以降にします。お楽しみに。

写真は病室から見える朝焼け。朝が待ち遠しい毎日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?