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Kickstarter(キックスターター)の落とし穴。3:アーリーバード

アーリーバードは日本語では早割(早期割引)などと使われています。ようは「早く支援するとお得があります!」というお得リワードです。

これは必要かといと、必用なんです。なぜならキャンペーンはより早い段階でよろ多くの人からバック(支援)されると、キャンペーンがより認知されて、結果として支援額も増えるからです。バッカーは最終日の50人よりも初日の50人の方が何十倍も価値があります。

ほとんど多くのクリエーターはこのアーリーバードを価格の割引で対応しています。実を言えば僕もそうでした。

でもよく考えてみたら、価格の割引は、利益の面からみるとかなり痛手です。たとえば1000円の割引を購入したバッカーが100人いれば、得られるファンド金額は10万円の減少となります。

ある時ふと考えました。金額の割引はバッカーが本来求めている物なのかな。ファンド額の減少はクリエーターにとってメリットがあるのかな。と。

そこである時から、1000円の割引を1000円相当のオリジナルグッズに変えることにしました。僕はクラフト作家でもあり、グッズ製作は得意なので、1000円相当のものを200円ぐらいのコストで作ることが出来たからです。

写真は今回のキャンペーン「Mitsudomoe-Cluster」用のアーリーバードグッズ、名入れピンバッジです。

早割=価格の値引きという考え方から脱却することが大切です。

アーリーバードを期待してくださる常連バッカーさんも沢山いて、その人たちに毎回のキャンペーンが支えられている部分も大いにあります。それこそ頭の使いようです。それぞれにしか出来ない工夫が、反対にそのクリエーターの魅力にもなります。

皆さんならどんな早割をつくりますか?

ちなみにDesign SHOGIキャンペーンの早割は将棋駒のストラップでした。外国の方々には好評だったようです。

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