イベントレポート:自社に最適なセキュリティ機能はどれ?コストを無駄にしないMicrosoft 365の選び方
セキュリティ運用のプラットフォーマー、株式会社LogStare(ログステア)は株式会社マイクロリンクと共催で、セキュアに運用できる自社に最適なMicrosoft 365の買い方、選び方を解説するオンラインセミナー『自社に最適なセキュリティ機能はどれ?コストを無駄にしないMicrosoft 365の選び方』を9月6日に開催しました。
Microsoft 365には様々な契約プランがあり、ユーザーが組織の規模やニーズに適したプランを選択できる一方で、各プランに含まれる機能の違い、とりわけセキュリティ機能の違いについて把握しているユーザーは少なく、自社に最適なプランがわからないまま必要以上のコストをかけて運用しているケースも見られます。
今回のセミナーではこうしたユーザーに向け、マイクロソフト認定の Gold クラウド コンピテンシー パートナーであるマイクロリンクが契約プランごとの機能の違いやメリット・デメリットを解説しました。
さらにマイクロリンクは、昨今の働き方の主流となっているハイブリッドワークの視点からも、チャットツールやWeb会議ツールを個別に契約しセキュリティ対策に腐心していた従来の運用より、必要な機能を網羅的に備えたMicrosoft 365に一本化することで、運用負荷の軽減、セキュリティレベルの向上、そしてコストダウンが図れると解説。
また、全体のまとめとして、Microsoft 365はBusiness Premium以上のプランでハイブリッドワークに必要な機能や最新のセキュリティ機能が網羅的に提供され優れたパフォーマンスを発揮するが、監査ログの管理に関しては難易度が高く、柔軟な運用が難しいことに言及。サードパーティ製品の活用を視野に入れるべきだと説明しました。
マイクロリンクのセッションを受け、Microsoft 365の監査ログを可視化し戦略的なセキュリティ運用を実現するログ分析ツール「LogStare M365」をLogStareが紹介。
LogStare M365は、Microsoft 365の監査ログを「セキュリティ」「DX」「働き方」の3つの視点で自動的に分析、レポートする機能を持ち、SharePoint、OneDrive、TeamsなどのMicrosoft 365アプリケーションの利用実態の把握やセキュリティ管理に適しています。
LogStare M365のデモでは、深夜時間帯のファイル操作のレポートから深夜まで仕事をしているユーザーが誰かを突き止めたり、ユーザーのログオンの集計レポートからログオン試行(サイバー攻撃の可能性)を見つけたり等のログ分析を、GUIから簡単に実行できる様子が見られました。
セミナー全体を通じ、Microsoft 365が提供する各種ツールやセキュリティ機能に運用を統合することでコストメリットやセキュリティ水準の向上が期待できる一方で、それらが期待通り活用できているかを測るためには監査ログの可視化が必要であることが分かりました。
なお、このセミナーはアーカイブ配信されており、LogStareのWebサイトから視聴URLを入手できます。
LogStareは今後もパートナー企業と協力してMicrosoft 365の運用に関するオンラインセミナーを開催し、クラウド化によって益々複雑化する企業のIT環境の運用課題とその解決策を受講者に伝えるとともに、次世代を担うセキュリティエンジニアの育成を支援し、国内のサイバーセキュリティ水準の向上に貢献して参ります。
アーカイブ配信「Microsoft 365トレンド解説セミナー2023」
https://www.logstare.com/seminar/m365plan2023_archive/
LogStare M365製品Webサイト(トライアル有)
https://logstare.com/logstarem365/
LogStare公式Webサイト
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?