ビジネス経営2

シリコンバレー的意思決定(企業理念:経営姿勢)

ロゴスウェアではこの先どんな経営をしていくつもりなのか?

「経営姿勢」は意思決定の方針で、代表を含む創業メンバーの想いがつまっています。
今回は、ロゴスウェアの経営的意思決定がどのようになされるのか、ご紹介します。

ロゴスウェアの経営姿勢

◆◇◆

ロゴスウェアでは、経営戦略、組織体系、規定や制度度、経営戦略、組織体系、規定や制度度、次の信条に基づいて行われます。業務の運用などにおけるマネジメントの意思決定は、次の信条に基づいて行われます。

◆◇◆

1.テクノロジーで世界を変える

◉革新的なテクノロジーこそが、問題を解決し、未来をより良いものにする
◉テクノロジーを、人間にとって真に有益なものに使い、人間を堕落させるものには使わない

2.すべてはミッションのためにある

◉会社全体、グループ、プログラム、など全ての活動にミッションを持つ
◉ミッション達成に向けて前進する人達こそが真の仲間であり、支援に値する

3.会社と社員はパートナーである

◉一方が一方に強く依存したり、一方の都合のみが優先される関係を望まない
◉互いが相手の都合に合わせて柔軟に助け合う関係を築く
◉個人としての自律とキャリア設計を支援する

4.リーダーシップをとる自律した個人が組織の基盤となる

◉各自が、業務をプログラム化し、リーダーシップを発揮する
◉人と人、プログラムとプログラムは、ネットワーク型でつながる
◉時間、予算、などの資源は与えられるものでなく、獲得するものである

5.言語がすべての創造のはじまりである

◉暗黙知で言い逃れせず、言語化できるものはする
◉言語こそ21世紀に必要な最大の能力であり、人材教育の最重要テーマである
◉コミュニケーションを改善する責任は、伝達側が担う

6.スピードを組織戦略の要とする

◉スピードを上げるために、混乱やリスクへの許容度を上げる
◉100%の確信がなくても、決定すべきときには決定をする
◉責任と権限を持った決定者が決定する
◉マネージャは情報伝達の中継役ではない

7.リスクをとる

◉機会の損失は最大のリスクである
◉起こりえる問題が対処可能なものであるならば、実行を躊躇しない
◉リスクのないものは、価値もまたない

8.パラノイドだけが生き残る

◉根拠のない楽観主義は悪である
◉あらゆる問題点、心配事を列挙し、それらを解決すれば必ず成功できる

9.建設的衝突がイノベーション生む

◉衝突は壊すためではなく、新たなものを生み出すために必要である
◉感情ではなく、論理で語る
◉否定ではなく、建設的批評こそが、物事の本質に迫れる

10.賛成でなくても、達成は約束する

◉議論の結果、全員の同意が得られなくても、組織としての意思決定はする
◉組織としての決定実行の達成のためには、全員がコミットする

11.必要ならば決定は変える

◉決定の間違いの放置は許されない。しかし、決定の間違いそのものには寛容であれ
◉今この時点での決定を最良にするために、過去は忘れよ
◉決定事項の成立条件が変わったら、決定事項は見直せ

12.成果を出すための行動こそが正しい行動である

◉成果に結びつかない形式や習慣は廃棄する
◉成果を諦める前に、やり方を変える
◉最善の行動の結果としての失敗には寛容であれ

石神優(代表)より

「経営姿勢」は、経営における意思決定の基本方針である。

なぜ明示しているか?
これを理解していないと「Why(なぜそのように決定した・するのか)」がわからないからだ。

ビジネス状況は常に変化しており、意思決定も常に行われる。スピーディーに価値を提供していくためには「全員の賛成があって初めて実行」ということはあり得ない。だからと言って、メンバーには盲目的な無批判で、言われたことをただ遂行することは求めていない。

求めているのは、経営的な意思決定がいかなる信念に基づいて行われたか、そして行われれるかを理解して、各自の業務領域で最善を尽くすことである。そのために経営姿勢を明示している。

なお、メンバーの業務遂行のために「8つの価値観」に沿った行動を推奨している。8つの価値観は、社員一人一人の行動指針である。
そちらもあわせて参照してほしい。

人事からの解説

なかなかいい経営姿勢ですよね(上から目線 笑)。

しつこいけど、タイトルだけ再掲しちゃいます。
しっくりくるものありますか?

1.テクノロジーで世界を変える
2.すべてはミッションのためにある
3.会社と社員はパートナーである
4.リーダーシップをとる自律した個人が組織の基盤となる
5.言語がすべての創造のはじまりである
6.スピードを組織戦略の要とする
7.リスクをとる
8.パラノイドだけが生き残る
9.建設的衝突がイノベーション生む
10.賛成でなくても、達成は約束する
11.必要ならば決定は変える
12.成果を出すための行動こそが正しい行動である

自律的に物事を良くしていきたい人にとって、経営がそちらを向いているのは活躍しやすいのでは?!逆に、あまり自律的に動きたくない場合はちょっと辛いかも・・・。

経営指針がこんな感じですので、この考え方はいろいろなところに現れてきます。例えば社員を採用する際も、以下を評価項目としています。

①リーダーシップ、主体性はあるか?
→ 4.リーダーシップをとる自律した個人が組織の基盤となる
②リスクを取って前進できるか?
→ 7.リスクをとる
③コミュニケーションは良好か?(話術は求めてない、ロジカルか)
→ 5.言語がすべての創造のはじまりである

これがマッチングしないと、ロゴスウェアでスキルを存分に発揮してご活躍頂くのが、難しいかなと思っています。

どうでしょうか?

あなた自身の「姿勢」と重なるところ、ありましたか?

この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?