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K-popにはハマらないだろうと思っていたが個人的急展開とその経過。

中学生くらいの頃にBoAと東方神起が日本にやってきた。綺麗な顔立ちでバラードを歌っていた。その後、BIGBANGのFantastic Babyが流行った。少女時代やKARAも流行った。流行っていたから代表曲は知っているが、私はあまりハマらなかった。韓国ドラマは好きだけど、K-popはそんな好きじゃないな、という感じ。

BTSが好きな友人にBTSを勧められたが、「私はk-popや韓国アイドルは大丈夫だわ」と断った。東方神起が好きな友人には「へぇ〜東方神起が好きなんだ」と薄めの反応をしたこともある。

しかし、BTSの"Dynamite"以降これが急展開をみせる。


個人的BTSブーム

BTSのDynamiteが世界中で大ヒットをして、私の中でもしっかりヒットをした。BTSのことが気になりだし、彼らのバラエティ番組「Run BTS !」を新しいものからYouTubeで大体見た。Armyの皆さんたちが、面白い部分だけを集めた動画をアップしてくれいることもあり、見れば見るほど、1人1人のキャラクターもわかってきて、顔の判別もつくようになってきた。LINEのかわいいスタンプ(BT21)はBTSの作ったキャラクターだったことも去年知った。ナPDの出張十五夜に出ていたのもみた。(ナPDの番組にハマっていることがバレバレではあるが、ナPDの番組と番組内で出てくるゲームは単純だけど、だから面白い。)

BTSのこともわかり始めて、彼らが以前「知ってるお兄さん(아는 형님)」に出ていたことがわかった。


「知ってるお兄さん」で韓国アイドルグループを知る

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「知ってるお兄さん(아는 형님)」を見ていると、レギュラーメンバーはみんな大物芸能人らしく、その中でも一番若いヒチョルはSuper Juniorというアイドルグループの人であることがわかり、準レギュラーのシンドン先輩もSuper Juniorだとわかる。

すると次はどうなるかというと、「知ってるお兄さん」のなかでSuper Juniorが出ている回のみを見ることになる。

これまで韓国アイドルには興味がなく、韓国ドラマを見ていたから、

「トッケビ」のドクファを演じていたソンジェはBTOBというアイドルグループだといいうことや、「キム秘書はいったい、なぜ?」のコさん役のチャンソンは2PMで、「彼女はキレイだった」のキム記者役のシウォンはSuper Juniorで、「花郎」に出ていたミンホはSHINeeで、なんならヒョンシクもZE:Aというボーイズグループで、と出身地謎解きみたいになってくる。

すると次は、彼らが出ていた「知ってるお兄さん」の回を探し始めるのだ。

2PMがみんな一緒に出演している回はおそらくないが、「ヴィンチェンツォ」でテギョンも見たし、カメオでチャンソンニックンが出てきて嬉しかったし、「知ってるお兄さん」には別々で出てることがわかったからそれで満足した。


個人的SUPER JUNIORブーム

ここまで見ると気がつくことがあるのだ。Super Junior(以下SJ)がめちゃくちゃ面白い。どのアイドルが出演している時よりも、SJの誰か1人がゲストできている回は絶対面白いのだ。そうすると次は、SJをYouTubeで検索し始める。もう沼だ。

シウォンは「国会議員になる」とメンバーから言われているし、イトゥクはどこでもMCを始めちゃうし、イェソンはずっとウニョクにいじられてるし、キュヒョンドンへがヘアバンドしてるのを見て「なんであれつけるの?」とMV見ながら怒ってるし、ヒチョルは最近優しくなったと周りから言われて照れてるし、シンドンは11時には寝なきゃいけないし、リョウクは「お、お、チャシニ イッソー!(自信あるよ)」だし。挙げ句の果てには、メンバーの中で誰が3年以内に結婚するかをジャンケンで決めようとするし。どの部分も面白い。。。

楽しい部分もあれば悲しい部分もあって、交通事故のことやメンバーの脱退のことも知るようになる。イトゥクはよく泣いてる人だが、涙を流しながら話をしているところを見ると、「もう苦労しないでほしいな」「ずっとみんなで仲良くしててほしいな」とか思うようになってくる。ELF(SJのファンクラブ)の皆さんの気持ちも理解できるようになる。


個人的SHINeeブーム

最近SHINeeの一番年下のテミンが入隊したが、昨年2020年にオンユ、キー、ミンホが除隊したときに束の間の完全体(メンバーみんなが集まることの意)に「知ってるお兄さん」に出ていた。

ミンホは暑苦しいくらい熱い男だが、それとは対照的におっとりしているリーダーのオンユ。オンユは自身のYouTubeで鯛焼き(フナ焼き?)を作ってSMの社員の方々に配ったり、テミンのソロ活動のマネージャーをしていたりする。キーは「キーにハマってしまったらもうSHINeeの沼まっしぐらだ」と思うくらいに、1人の活動も元気でやや毒舌でおもしろい。テミンはSuperMにも参加している。SHINeeのときは可愛さ満載だが、SuperMにいるときはお兄さん感がでていてそれはそれでいい。

ミンホが除隊して、楽屋で再会する場面が有名だ。ミンホは軍服のまま急いで駆けつける。キーは「着替えてこいよ!恥ずかしい恥ずかしい!」と毒を吐きながらも嬉しそうだ。オンユとミンホがハグしているところは見ているこちらまで心温まる。

過去のSHINeeの作品を子どもたちと振り返る番組があり、これは4人それぞれのキャラクターがよくわかる。ジョンヒョンのことを尋ねられたときのミンホの表情がSHINee WORLD(SHINeeファン)の心を打つのだろうと思う。

「知ってるお兄さん」ではSHINeeみんなが出ている回は2020年より前にもあり、そのときはジョンヒョンもいる。5人で元気にコントをしている姿がある。ジョンヒョンは2017年に急逝した。テミンが除隊したらまた完全体でこれ以上彼らが悲しむことがないように元気に輝いてほしい。


意図せずアイドル事務所がわかるようになる

「知ってるお兄さん」のおかげでアイドル事務所のことも意図せずともだいたいわかるようになってくる。東方神起やSJ、SHINee、EXOがいるSM、BIGBANGやiKON、BLACKPINKがいるYG、2PMやTWICE、GOT7のいるJYPは大きな芸能事務所だ。

しかし、「知ってるお兄さん」に出てくるアイドルは限られている。レギュラーメンバーのヒチョルとホドン氏がSMだからSMのアーティストはよく出てくる。YGの若手アーティストが出てくるときはBIGBANGの誰かが一緒に出てきたり、ジャンフン氏に応援の連絡が来ていたりする。GOT7が出演したときにはJYP本人も出ていた。

先日、iKONが出演している回を見たのだが、一緒に来ていたのがBIGBANGのV.Iだった。V.Iは2019年にバーニング・サン事件で芸能界をやめたが、まだ元気はつらつの富豪キャラのときのV.Iだった。

アイドルの次は何に興味を持つようになるかというと、ラッパーだ。レギュラーメンバーのイ・サンミンは「音楽の神」と呼ばれ元々はラッパーだった。番組にも若手のラッパーが来るとラップで勝負をすることもある。


個人的韓国人ラッパーブーム

「知ってるお兄さん」に出演していたラッパーでおもしろかったのは、DinDin(ディンディン)とZICO(ジコ)だ。

< DinDin >

DinDinはいろんなバラエティー番組に出ていて、ラッパーであることを忘れそうになる。「知ってるお兄さん」の中で放課後活動というのがあり、そこでレギュラーのSJのヒチョルと歌手ミン・ギョンフンの2人がヒップホップに挑戦する。1曲作り、それをMVにするのだが、そのプロデューサーにDinDinが選ばれる。DinDinはみんなにいじられながら、ヒチョルとギョンフンに呆れながらも最後までやり遂げる。参加するメンバーの才能は折り紙つきだ。完成度が凄すぎる。みんなめちゃくちゃかっこいい。

DinDinの人柄の良さは魅力的だ。SJのキュヒョンとYouTubeで何度もコラボをしているのだが、キュヒョンにうざがられながらも楽しそうなところがいい。

< ZICO >

今は絶賛、ZICOにハマっている。ZICOも複数回「知ってるお兄さん」に出演している。本人が出なくても、みんなの話題の的であるために出てないのに出ている人と同じくらい話をされている。

ZICOのAny songはSNSでよく流行った。最近こればっかり聴いている。やめようと思うが、やめられない。中毒的な曲だ。


6年前の曲ではあるが、Boys And Girlsは夏にぴったりの曲で軽快なリズムと爽やかなサウンドだ。こんなややチャラめな夏を1度だけでいいから過ごしたい人生だったなぁ(笑)。


ZICOのプライベートを追いかける趣旨のドキュメンタリー番組がYouTubeで見られる。英語字幕にして、自動翻訳にしてそこから日本語を選ぶと韓国語が分からなくても楽しめる。

ものすごく働き者で早死にしちゃうんじゃないかと心配になるくらいの働き者だ。ZICOは「ステージのZICOじゃなくて、ウ・ジホ(本名)本人を見てほしい」と言い撮影は始まるのだが、休みの日もずっと働いているもんだから、結局最後までZICOはZICOでウ・ジホはZICOでしかないことがわかる。

今後、日本に来てライブしたり、韓国でイベントをするときには、ぜひ参加したいし、目の前で本物のZICOを見たい。悪いことに巻き込まれないように、活動しながらもしっかり休んで長生きしてほしい。


長くなった。元々飽きっぽい性分で、一通り見終わると自分の中でブームが過ぎ去る。ブームが過ぎ去るというか、「殿堂入り」する。ZICOを見てたら次は、P.OやMINOももれなく好きになるだろう。

韓国アイドルにハマるとも思っていなかったし、まさか韓国人ラッパーの曲をよく聴く日が来るとも思っていなかった。韓国エンタメは今、本当にすごい。映画もドラマも音楽もバラエティも全体的に何を見てもおもしろい。またなにか次なる個人的ブームが来たら第2弾を記録しようと思う。

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