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*2019年からの日記*

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なにかあったときに書く日記。
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#家族介護

病院受診の代打:家族介護の日記

元気であまり病院に用のない方には意味不明なタイトルだろうが、タイトル通りのことが先日起きた。 その日は祖母の病院受診の日だった。 祖母の娘さんが受診の付き添いをする予定だったが、娘さんは急に仕事になった。そこに農繁期の手伝いに孫がひょっこり来た。 こりゃちょうどいい、助かった、孫に病院受診の付き添いを頼もう! ということで、孫の私が病院付き添いをすることになった。 診察券を出して、祖母が伝え忘れたことを先生に伝えて、会計まで済ましてくる。先生に言われたことは覚えて、薬局に

「担会」に出席する:家族介護の記録

先月末日に祖母の「担会」に参加した。 家族の介護をしている人にはたまにある出来事で、その日は家での人の出入りが多くドタバタ忙しく、何となく落ち着かない。 今回のnoteは担会に出席した記録だ。 「担会」とは?担会とはサービス担当者会議の略称で、「サ担」と略されることもあるらしい。 介護を受けている人のケアプランを作成したケアマネージャーや介護サービスに関わっている人が集まって、サービスを受けている人のための話をする会議だ。 この会議の主役は、ケアマネでもヘルパーでも家族でも

両親の介護をする両親と暮らした記録:「介護離職」問題に関して

前回のnoteで祖父母とのことを書いた。 私の両親は仕事をしており、今のところ「介護離職」せずになんとかやっている。 近年、介護離職の問題がよく取り上げられている。 生命保険文化センターによると、 「1年間に約9.5万人が介護等を理由に離職している」そうだ。 「男性は約2.4万人、女性は約7.1万人と女性のほうが多く、性・年代別に「介護・看護離職」の割合をみると、男性・女性ともに「55~59歳」で最も高くなっている」そうだ。 家族介護の手伝いをして、仕事をしながら親の介

両親の介護をする両親と暮らした記録:4人の祖父母と孫の私

3月31日金曜日。明日から新年度になる。 来年度からは4人の祖父母とはしばしのお別れとなる。 インドから帰国して地元にもどり待ち受けていたのは、4人の老齢の祖父母と彼らを介護する両親だった。静かに自室で博士後期試験の準備をしたり、研究をどんどん進めたりする時間になるだろうと思っていたが、予想以上に介護や介護者へのケアに時間が必要だった。 4人の祖父母と孫の私 と言っても、孫の私にできることなどほとんどない。 祖父のスマホを一緒に買いに行ったり、スマホを設定したり使い方を