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【考察】日本郵便/AIでEVの運行管理&充電計画、2024年度に実証

こんにちは。ロジポンです!
今日も東京は暑くて大変な一日でした。
皆さんのお住まいではいかがでしたか?
とりあえずは豪雨は収まったように感じます。
今年は洪水が起きないよう祈っております。

さて、本日気になったニュースについて私見を述べたいと思います。
本日気になった記事は

日本郵便/AIでEVの運行管理&充電計画、2024年度に実証

この記事によりますと、2024年中にEV軽バン、EV2輪車を全国5地域にてEV車が走るという事。
そして、配送ルート、充電のタイミングをAIを利用したシステムで最適化するとの事。
この2点が決まった事になります。

また、目標として2030年には実装されるという事が触れられています。

EV化について中期計画が策定されたことでこれから変化が起きるでしょう。

  1. 充電スタンド

  2. 配送センターの仕様

  3. 配送センターの立地

  4. 電気供給の確保

1.電気スタンドについて
電気スタンドをどこに設置するのか。
アメリカではウォルマートが2019年時点で120店舗に設置をした実績がある。
アメリカの場合は地方での車移動が多くて長い。
先手を打った形になった。
日本ではどこで設置をすることになるか。
敷地が限られ、水害ハザードも多い日本では設置できる箇所に限りがある。

2.配送センターの仕様
電気スタンド問題を解決するためにも配送センターは見直されるだろう。
配送センターで自社車両が充電される必要がある。
しかし、残念ながら敷地が限られるため駐車場の確保ですら頭を抱えているのが現状だ。
その上、充電設備を取り入れるというのは至難の業だ。
解決法として、EV車両が倉庫の上層階に持ち上がり、倉庫内で充電されるのがよいと考える。
ガソリン車と違い排ガスの問題が無い。
また、ガソリンは危険物に該当するが、電気自動車ではガソリンは無い。
一方でEV車両が発火する心配については検証が必要である。
仮に発火について安全性が保たれるようであれば、車両をそのまま倉庫に突っ込み
貨物用EVで上層階へ乗り上げ、各階に荷捌き場を設置するのが効率が良い。
もしくはスロープを付けて乗り入れるかであるが、保管・荷捌き面積に利用できないスロープを利用する必要があるか。


3.配送センターの立地
配送センターの立地は水害ハザード対策が不可欠になるだろう。
また、ソーラー発電が主流になる。
よって、発電をしやすい南側に接道がある立地が好まれるはずだ。
それが難しければキュービクルを設置することになるが、電気代が嵩んでしまう。
キュービクルを屋上に設置することを必須とするか。
しかし、これからの倉庫でソーラー発電をできないとなると必要経費で大きな差となる。
とくに運送系の倉庫会社からは敬遠にされるだろう。

4.電気供給の確保
電気供給については上述の通りソーラーパネルを主流とするべきである。
しかし、車両台数に応じてソーラーパネルを必要とする。
充電式バッテリーを交換できるようにして車両は無くとも充電が完了される仕組みになるのが望ましい。

以上のように私の私見を述べましたが、どうでしょうか。
限られた日本の土地、資源で果たして遂行できるでしょうか。
私は正直、今の仕組みでは限界となり、経済格差に応じて運送会社は淘汰されると思います。

EV化と言いますが、正直言って、物流業界の将来は

絶望的である!!


と申し上げたい。

EV化、カーボンニュートラルには無理があるのです。
そこに、物流業界の未来がある!!

私はそういう気持ちでこの考察を書いています。
では、次回はなぜ絶望的な物流業界に未来があるのか、について
私見をもとに考察いたします。

最後まで読んでいただいた方、誠にありがとうございます。
次回も何卒宜しくお願い致します。

2022/07/21 ロジポン


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