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宝島社・盗作事件の進捗状況【第2回】!【盗人猛々しい手紙】

齋藤勇監修『思い込みで誤った情報を選択しないための必須教養 認知バイアス見るだけノート』(宝島社)が、情報文化研究所(山﨑紗紀子・宮代こずゑ・菊池由希子)が執筆し私が監修した『情報を正しく選択するための認知バイアス事典』(フォレスト出版)の「悪質な盗作物」であることは、次の記事で詳細に指摘したとおりである。

盗人猛々しい手紙

さて、本日3月11日、宝島社から次の手紙が簡易書留で届いた。

最初に「この度は大変ご面倒をおかけしております」とあるが、「盗作」に対する謝罪の言葉はない。そもそも宝島社は、こちらから何度も要求しているにも関わらず、いまだに我々からの「質問状」にただの一言も答えていない。「盗作」に関する詳細な「法的議論」を完全に無視して、ひたすら「盗作物」を「処分するから文句を言うな」と開き直っているわけである。

また「当社の回答書及び当社担当者との電話でのやり取りを、当社の了解なく公開されたことは、意外なことであり大変驚きました」とあるが、私は記事を公開した3月5日の2日前の3月3日、わざわざ宝島社に電話をして「この件をネットで公開してもよいか」と確認し、第一編集部編集長の井上泰氏が「はい」と答えたことをお忘れなのだろうか。この点は、次の記事に明確に記載してある。

さらに、本日届いた手紙の差出人は「宝島社書籍局」とあるだけで、署名もない。誰が書いたものかわからない無責任な手紙に「文書の公開等についてはなさらないように」と命じられる筋合いはない。「盗人猛々しい」とは、このことだろう(笑)!

きこり氏に感謝

仮に私が3月5日に記事を公開しなければ、宝島社はいまだに通常業務を続け、再出荷を行い、版さえ重ねていたかもしれない。こちらが黙っていたら、出版社内部で何が行われているかは確認できないからだ。

実際に、宝島社は「重版の停止、再出荷の停止を急ぎ進める所存」と約束した2月15日から約25日経った3月10日22:43時点の現在も、AMAZONで「残り19点(入荷予定あり)」と、通常販売を続けている。もしやる気があれば、電話一本で「販売停止」ができるのではないだろうか。宝島社は、最後の1冊まで売り尽くしたいのだろうか(笑)?

一方、嬉しかったのは、このページに「きこり」というニックネームで「パクリはよくない」というすばらしいコメントを書いてくださった方がいることだ。このような皆様の「声」には、本当に励まされる。厚く御礼申し上げたい!

なお、「この件については、すべてオープンに公表していくつもりである」という私の姿勢に変更はない。ただし「法的措置」に関しては、近いうちに代理人の弁護士を指定する予定なので、公開されるのが嫌だったら、宝島社にはそちらに連絡を取っていただきたい。

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Thank you very much for your understanding and cooperation !!!