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ハーレーのタンデムシートの上から  (ソフトテイルFXSB1690CC)


はじめに

6月5日から8日にかけて静岡県伊豆の国市に一泊、長野県松本市に二泊の予定でツーリングに出かけました。これは連れ合いの運転する二輪の後ろから私が目にした風景を記したものです。

・6月5日・

雲ひとつない晴天の早朝4時30分に自宅を出発。連れ合いはエンジンをかけずに幹線道路までバイクを押して行きます。平日の早い時間ですので町内の方々の安眠を妨げないよう配慮しました。😪😴😪😴

鈴鹿インターから東名阪自動車道に乗り東へ進みます。伊勢湾岸道を走り抜け新東名へ。雨の心配はなかったのでひた走るのみでしたが、静岡県に入りトンネルを潜るたびに雲が広がってきてちょっと不安になりました。その時一瞬、雲の上に富士山🗻が顔をのぞかせ「富士山!富士山!」と後ろではしゃぐ私。幸先いいぞ!
車なら写真のひとつも撮れたのでしょうが、バイクのタンデムシートではそうもいきません。ましてやこのあたりの路肩の速度表示120(新東名の浜松いなさJCTから御殿場JCT間の速度表示120は国内最長とのこと)で走行すると、受ける風圧の凄まじさで身動きできず指をさすのも一苦労です。
二度SAで休憩したにも関わらず11時には沼津に到着し、そこから高速を降りて沼津漁港市場でランチにしました。(生シラスのってる海鮮丼🍚は絶品でした)
下記の画像は「駿河湾沼津SA」で撮ったものです。やっと海が見えました。

駿河湾をバックに

この日は伊豆の国市の「一二三荘ひふみそう」で一泊です。
44度の源泉かけ流しの温泉は一度体験してみるのも良いですよ。(私は一分ともちませんでしたが)素敵なガレージのある、バイカーに優しいお宿です。(肝心の写真撮るの忘れてました~😅それはそれはこだわりのガレージでしたよ~)

・6月6日・

この日も快晴。8時に宿を出発しました。伊豆を北上し東名高速へ進み、また北上です。東富士五湖道路から中央自動車道を快走し、諏訪南インターで一旦高速を降ります。次の目的、長野の「ビーナスライン」を目指すためです。後ろに乗っているだけでバテバテヘロヘロの私。昼食は「そば蔵諏訪インター店」で鴨汁のせいろを頂き、ひと息つきました。

バテバテの私

ビーナスラインは走っただけでなにも画像を撮っていませんでした。😅
幹線道路から標高1300m、1700mとどんどん上へ駆け上がるバイクはさすがに大型の貫禄です。110㎏と50㎏の私たちに加え荷物が10㎏越えもなんのその順調に走っていました。山間の澄んだ空気がなんとも心地よかったです。

宿泊予定の松本を素通りし、先に私の希望で安曇野市の「碌山ろくざん美術館」へ立ち寄りました。この旅の私の第一希望だったので、疲れているところを頑張って向かってもらいしました。
この地で生まれ育った近代彫刻家「荻原碌山おぎわらろくざん」は明治時代に活躍しましたが、30歳の若さで亡くなったため作品はそう多くはありません。ただ、東洋のロダンと呼ばれるに相応しいブロンズ像の数々が見る者を圧倒します。(作品はネットでもご覧いただけます)
下の画像は「ヤマボウシ」という木です。白く見えているのは花ではなくて、真ん中に小さな花が咲くそうです。(美術館の職員さんに教えていただきました)あまりにも可憐だったのでスマホを向けました。

碌山美術館の中庭

さてこの日のお宿は松本駅に近い「ホテルモンターニュ松本」です。
ここもバイク乗りに優しい駐輪場完備の宿です。ホテルと一体の駐輪場でバイクにとっての安心安全が確保されています。これとっても重要。

・6月7日・

なかなか梅雨入りしない快晴の日が続きます。この日はまず松本市美術館に「草間彌生 魂のおきどころ」展を観に行きました。

美術館正面玄関前


草間彌生といえばこれ

草間彌生も長野県松本の出身です。この長野の土地は芸術家を生み出す何かがあるのでしょう。あのビーナスライン辺りの高原や北アルプスの遠景、上高地などの景勝地がきっと魂の深い所を刺激するのでしょうね。
次に松本といえばやはり松本城でしょう。(お城より目立ってしまっている私ですがお気になさらず・・・😅)

お城より目立ってる?

・6月8日 最終日・
中央道から東名阪自動車道を経由し帰路につきました。
三泊四日の伊豆から長野の旅。総移動距離が900㎞を越えていました( ゚Д゚)ビックリです。
新緑の山々はどこも美しく、景色を眺めながらのバイク旅は、高速道路のおかげで安心安全快適な旅でした。富士山も二度、頂上だけですが拝めましたし。満足満足。

中央道 長野から岐阜へ向けて


私ひとりでは見れなかった景色を見せてくれた連れ合い。常に安全運転で無理のないようこまめに休憩も入れてくれた彼に感謝感謝です。
「家に帰るまでが遠足です」ちいさい頃聞かされた先生のお言葉が何度も浮かびました。皆さんも無理のない旅をお楽しみください。
ここまでご高覧たまわりありがとうございました。 

おまけ



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