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行動力を上げるには認知の歪みを矯正するしかない


行動力がない人なんていない

私は行動力がない人は、この世に存在しないと思っています。
マズローの欲求5段階説に照らして考えてみると、どのような人であれ、生理的欲求を満たそうと行動するはずです。

具体的には衣食住ですよね。
これらの要素が十分で無ければ、人間は脳の奥底にあるやる気スイッチが押され、信じられないくらい動けるようになります。
引きこもりニートが高齢の親が体調を崩すか亡くなってから、今までとは打って変わり、立派に働くようになったというケースは往々にしてあります。
これは生理的欲求を満たされないと脳が判断したためです。

つまり、行動力なんて誰にも備わっているものなのです。
潜在的な能力であるがゆえに、普段はないように感じるだけなのです。
切羽詰まった状態になれば、すぐに行動するように人間はプログラムされているのです。

行動力がなぜ重要なのか

しかしながら、法整備が進んでいる日本では、まず衣食住の心配をする必要はありません。
生活保護をはじめとする公的扶助の制度も充実してますから、前述のやる気スイッチを押すまでもなく、取りあえずは生活ができてしまうのです。

「そもそも行動する必要などないのではないか?」と思われた方もいるかもしれませんが、私は全くそうは思いません。
なぜなら、行動しないということは緩やかな自死だからです。

少し過激なことを書きましたが、これは事実です。
行動しないということは、同じ日常がループするということと同値です。
つまり、人生が無に収束するわけですから、これはほぼ死と同じ意味を持つのです。

したがって充実した人生を送るためには、やはり行動する必要があるのです。

認知の歪みを矯正しよう

さて、ここからは具体的にどのようにすれば行動力を上げることができるか考えてみましょう。
結論から言えば、認知の歪みを矯正して正のスパイラルを生じさせることが重要だと考えます。

ネット上では、極論と呼ばれるものが持て囃されたりします。
親ガチャ論が最たる例だと思いますが、才能vs努力のような二項対立は議論になりやすい印象です。
そしてそれが極論であることも認知されないまま、世論として定着してしまうのがネット社会の恐ろしいところです。

そのような偏った言論空間に簡単にアクセスできてしまう時代だからこそ、認知の歪みを取り除く必要があるのです。
具体的には、認知行動療法がおすすめです。
ものすごくざっくりと説明すると、認知の歪みを矯正してそれを行動にも反映させようという取り組みのことです。

YouTubeでも精神科医の先生が詳しく解説しているので、参考にしてみると良いかもしれません。

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