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動作性IQ70が数検2級を受けてみた〜リベンジ編〜


なぜ受けたのか

他の記事にも書いたと思いますが、単刀直入に言うと、数学に対して著しいコンプレックスがあったためです。
高校時代は嫌味な数学教師に6点を取ったことを言いふらされたり(不思議なことにこれでも赤点にはならなかった)、センター試験は4割しか取れないなど、数学に対しては苦い思い出しかありませんでした。
大学生活を送る中でも、このコンプレックスを解消しようと、色々なものに手を出しました。

ブックオフへ行って数百円の中古の参考書を買い漁ったり、意味も分からず数学系YouTuberの動画を見たりしましたが、いずれも長続きはしませんでした。
先延ばし癖を繰り返し、同期は全員が就職している年齢になって流石に何かアクションを起こさないとやばいと焦り始めました。
そしてとりあえず受付終了が迫っている公務員試験にエイヤで応募したわけです。

色々な媒体で情報収集を進めると、公務員試験は割と数学(厳密に言うと算数に近い)に比重を置いていることに気付きました。
これは何かの縁だと思い、数検2級の勉強に着手する運びとなったのです。

以前受けた時の反省点

実は1次試験免除の状態で、2次試験を受けました。
つまり一度不合格になっていたのです。
言い訳がましいですが、どうやら数検というのは高校のカリキュラムに準じて出題するらしく、私が初めて受けた時にちょうど新課程に切り替わっていたのです。

確率統計や図形は高校時代に教えてもらった記憶がないので、渋々それ以外の問題を解くしかありませんでした。
結果は当然不合格。
10年ほど前の型落ち青チャートのコンパス2をやり込む作戦は失敗に終わりました。

やはり参考書は新調しないとダメみたいです。
そこでAmazonで良さげな参考書をポチりました。
それがこちらです。

非常に要点がコンパクトにまとまっていて、サクサクと進めることができました。
時間があまりなかったので、問題文を見て解法を想起するという勉強法を取りました(たしか東大医学部卒の河野玄斗氏もこのやり方を推奨していた気がします)。

リベンジをしてきた

会場に到着。
やはり中高生が多いのと、受験者数が少ないので準1から5級までが同じ教室で受けるというカオスな状況でした。
提携会場だったので、ちょっと内輪っぽい雰囲気があって嫌でしたが、構うことなく受験しました。

いざ蓋を開けてみると特に悩む問題は無かったと思います。
おそらくはアタリ回と呼ばれるやつで、公式さえ適用できれば完答できてしまう問題が非常に多かったです。
ただ計算力がなかったので、試験終了の声かけがあるまでは粘ってしまいましたが、手応えも悪くなかったと思います。
自己採点をしてみましたが、3完2半という感じでした。

気になる合否は…

今しがた確認してきましたが、無事合格していました。
シンプルに嬉しいです(これで履歴書に書けることが増える)。
やはり前回の反省点を踏まえて勉強法だったり、答案作成を改善したのが功を奏したのだと思います(数検の解答用紙は非常に狭いので工夫が必要)。

まぁ数学が苦手なことには変わりありませんが、目に見える形で結果になるということは自尊心もほんの少し上がりますね。
皆さんもPDCAサイクルを回して、結果を残せるように頑張りましょう。


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