人も歩けばアイデアにあたる
クリエイターでもアーティストでも、モノづくりにおいてスランプってあると思うんです。
なんにも案が出てこない
作業がルーティン化してきて滅入る
正直やっててつまんない
このへんのループに陥ると抜け出すのがなかなか大変。気分転換にサウナ行ったりカフェ行ったりいっそのこと飲みに行ったり。
ホントは旅行なんかして羽を伸ばしたいけど、そこまでの時間が取れないから濃縮洗剤みたいに食事と風呂部分だけをギュッと煮詰めたような行動になりがち。
でもコレで解決することは無いです。
身体を休めたりレジャー目的とかなら効果はバツグンなんでしょうが、飲み食いでアイデアが出ることはほぼありえません。
じゃあどうするのか。
答えはカンタン、歩けばいいんです。
歩いてるときって、まるで自動操縦のようなオート機能で移動してたりしませんか。知ってる道なら特に。
知らない場所でも頭の中で道の検索機能は働いているけど、つま先まで意識して右足左足右足左足ってやってないと思うんです。人間そんなんしなくても歩けますから。
オートもしくはセミオートで歩行という動作が可能ならば、頭のメモリはほぼ歩くために使ってないことになります。
この空きスペースにアイデアがダウンロードされるんですよ。
脳ミソのリソースを解放するのって、普段の行動ではなかなか難しい。意識してやるなんて不可能だし、それこそ瞑想とかマスターしないとムリな世界。
ところがどっこい、「歩く」という動作をするだけでできちゃったりするんですよ。
小難しい医学的なことはわかりませんが、歩いてるときの自動操縦感は共感してもらえるんじゃないかなと。
あのときの考えてるんだか考えてないんだかの状態が、アイデアがひょこっと顔を出してくる余白になってるんでしょう。
煮詰まったら歩く。
まぁやってみてください。
棒にあたることはないですから。
取材費になります!