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入門機は完璧

一眼カメラの入門機って、カメラクラスターの中でみるとバカにされがちです。

昔だとEOSkissシリーズなんか使ってたらカメラマニアにダメ出し喰らうよ、とか囁かれてましたから。いまだとR100とかかな。

そんな鼻で笑われちゃうEOSkiss系を10年使って楽しんだ僕からすると、入門機ってかなり完璧なんですよ。

最初の1台目になる入門機って、その後のカメラとの向き合い方がほぼ決定するくらい責任重大。

なんせ使いにくかったら「一眼カメラって、めんどくさ…」ってなって使わなくなりますから。

よく初心者がオススメの機種をカメラオタクに聞いたりする場面がありますけど、アレやんない方がいいんです。

そのオタクはオタクレベルにまでなってる人なので、なにかしら偏ってます。

ニコンに寄ってたり、富士フイルムに寄ってたり、オールドレンズに寄ってたり、マニュアルフォーカスに寄ってたり、いろいろ。

様々なメーカーのフィルム時代から現在に至るまでのカメラや機材を、偏りなくフラットに語れる人ってレア中のレアですから。

そんななのに、こだわりの強い推しカメラなんか勧められて買った日には、操作がワケわかんなくなってすぐにメルカリ行き。

まぁ、オタク目線で見ればあーだこーだと入れ知恵したくなる気持ちもわかりますケドね。

オタクとはオタクになってから語り合うのがベスト。初心者はメーカーを信じたほうが間違いないでしょう。

入門機が分かりやすければ、その後もリピーターとなってフラグシップ機種やレンズに手を出してくれるかもしれませんので。

メーカーは初心者に優しい。
当然っちゃあ当然ですよね。

反対にオタクは初心者に厳しい。

ニワカにオレ達の聖域を薄められてたまるか!っていう誇大妄想で新人いびりするタイプもいたり。

カメラクラスターからニワカ勢がいなくなったら、業界が儲からなくなって衰退しちゃうんですけどね。

ちょっとオタク揶揄になってますが、良くも悪くも偏っている人からアドバイスを聞くのはやめときましょう。

こんなこと言っといて、僕も偏ってます。

だからこの記事も初心者の方は話半分に流しといてください。

ただ間違いないのは、入門機は完璧です。初めての人でも混乱しないように設計思想がそもそも親切なので。

一眼カメラは楽しんだモン勝ちですよ。

取材費になります!