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華佗鼎灸

3年前の話です・・・

神医 華陀老師と柳並木が美しい堀割に腰を下ろして、のんびりお話をしてました(夢の中で)。
華陀老師は、鼎灸を広めてくれたことをとても喜んで下さっています。
「もし私が商標を取ったりしたら、どうなさいます?」
「やるわけないじゃろう。おぬしにできるわけないわい。光さんはお見通しじゃから、私と繋げられた。まぁやってみたら・・・たっぷりとお灸をすえてやるわい」
「老師の時代(三国志の時代)には、ホッカイロの代わりに何を使っておられたのですか?」
「おぬしの時代とは違って、それは自然が豊かだったからな。いくらでも生薬があったんじゃよ」
「老師はどなたから医術を伝授されたのですか?」
「翁老師(翁師)から、おぬしとおなじように降ってきたんじゃよ。すべて教わった。。。(と感慨深げ)」
このようなのんびりした会話を楽しみながら・・・鼎灸について更に語ってくださいました。
立春を過ぎて、深く静かに沈んでいた水毒がそろそろ動き始めてきました。
患者さんを診ていても、最近は水毒(湿痰・湿濁)が脈・舌・腹診に浮かび上がってきています。
4ヶ月の冬眠から覚めた熊みたいです。まだ動きはゆっくりですが、直に暴れ始めるでしょう。
「鼎灸は水毒をさばく」
鼎は本来、3本足のところに火を入れて、鼎の中で煮炊きする道具です。
火で水を温める鼎は、確かに水毒の治療図です。
鼎灸して寝ると、夜間の陰によく働いて利尿が進みます。
夜間の尿回数が増えますが、身体に溜まっていた水毒をすっきりと排尿している感じがあります。
もちろん、すぐに再入眠できるので、心身に苦はありません。
鼎灸することで、水毒=むくみ、気分の重さ、身体の倦怠感などが改善してきます。
普段から尿回数・尿量の少ない方(女性に多い)には、特にお薦めです。
「鼎灸は波動を上げる」
水毒は重く冷たく動かず=ネガティブの性質です。
水を温めると湯になり、やがて湯気になります=波動があがります=ポジティブになります。
波動の上がった氣血が目・口・耳・脳に巡ってくるので、目力も会話力もアップしてきます。脳活にもなりますね。
にきびや吹き出ものにも良いでしょう。
何より、不妊症・生理不順・生理痛・冷え症にはよく効きますよ。


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