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第62回 お地蔵さまの会 お地蔵さまの世界へ

奥山輝実
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※試聴版。オリジナル版(01:13:31)は購入後に視聴可能。

第62回 お地蔵さまの会 台本
お地蔵さまの世界へ

1 目を閉じます。ゆっくりと呼吸します。息を吐く時に、身心頭魂の全ての毒を吐き出します。息を吸う時に、宇宙の全ての愛を吸い込みます。真っ黒な煙をどんどん吐き出します。眩しく輝く愛の光を吸い込みます。
2 あなたにとって今、一番落ち着けて安心できる安全な場所をイメージします。そして、その安全な場所の中心に、あなた自身が立っている姿をイメージします。
3 足下の地球の中心から熱いマグマがどんどんと上ってきて、あなたの足の裏からくるぶし、すね、膝、太もも、腰、そしてお腹へとマグマが流れ込んでくるのをイメージします。下半身がどんどん温まってきたのを感じ取ります。
4 宇宙の中心から愛と喜びのエネルギーがあなたに降り注いできて、頭のてっぺんから顔、目も耳も鼻も口も、喉も首も、そして胸へと流れ込んでくるのをイメージします。
5 あなたの真ん中で地球のマグマと宇宙の愛と喜びが触れ合って、新しい宇宙がビッグバンして生まれ、広がり、すぐにあなた自身のすべてが大宇宙となったのをイメージします。あなたのすべては完全に浄化されて、新しい大宇宙に吸い込まれ消えてしまいます。
6 十方を見渡すと、森羅万象すべてがあなたを包み込み守ってくれています。さぁ安心してすべてを大宇宙に委ねましょう。
7 あなたの目の前の宇宙に光のトンネルが現れます。お地蔵さまがあなたを手招きしています。さぁお地蔵さまと一緒にトンネルの奥に向かって進みましょう
8 トンネルの中が紫色の光に満たされます。それは聖なる浄化の光、神々からの導きの光です。あなたのすべてを完全に浄化してくれる聖なる光です。
9 更にトンネルを進むと、海の青い光に満たされます。それは水の神さまの光です。あなたの中の邪悪な欲望と煩悩の火を消し去ってくれます。
10 更にトンネルを進むと、空の青い光に満たされます。それは空《ソラ》の神さまの光です。あなたの古い呪縛とがんじがらめの鎖、輪廻を断ち切ってくれます。
11 更にトンネルを進むと、森の緑の光に満たされます。それは風の神さまの光です。人間同士の生命の繋がり、森羅万象との生命の繋がりを蘇らせてくれます。孤独と依存が消え去り、あなたの中にも新たな愛が巡り始めます。
12 更にトンネルを進むと、お日さまの黄色の光に満たされます。それは豊かな実りの光です。あなたの冷えが消え去り、感謝と喜びの温もりに包まれます。
13 更にトンネルを進むと、夕日のオレンジ色の光に満たされます。安らぎ、寛ぎ、癒やしに包まれます。心配、苦痛、悩みが消え去ります。
14 更にトンネルを進むと、赤い光に満たされます。それは生命の血潮の光です。あなたに残っていたすべての毒が完全に消え去り、新しい生命で満たされます。あなたはもう全ての時空間から自由になりました。カルマからも輪廻からも自由になりました。過去生も平行次元も未来生も消え去ると、あなたの生命の血潮は虹色の光になります。
15 お地蔵さまがトンネルの先を指さしています。そこには光の扉が見えています。お地蔵さまと手を繋いで、光の扉へと向かいます。5、4、3、2、1、0。あなたは虹色に眩しく輝く光の扉の前に立っています。お地蔵さまが扉に触れると、扉から虹色の光のシャワーが吹き出してきました。あなたは消え去ります。あなたという自我も消え去ります。あなたが消え去ります。あなたの自我も消え去ります。あなたが消え去りました。あなたの自我も消え去りました。そして光の扉が開きます。やがて光の扉は消え去りました。あなたとお地蔵さまだけがそこに浮かんでいます。
16 そこは空と無の世界です。空と無の世界に今、あなたとお地蔵さまは浮かんでいます。ただ、浮かんでいます。何もないけれど、すべてがあなたとお地蔵さまです。しばらくの間、空と無の世界に浮かんでいましょう。
16 あなたの龍神が天空から降りてきました。
いつもあなたと共に過ごし、あなたにいつも寄り添い、あなたをどんな時でも見守ってくれるあなたの龍神です。あなたの龍神を見て、その姿形を見つめましょう。
そのあなたの龍神があなたの目の前でジッとあなたを見つめています。ただ見つめています。あなたの中に残っていた我欲とエゴと煩悩が煙りとなって、あなたの目から立ち上り、そのまま空に消えていきます。龍神はいつも無我です。究極の無我の目に、あなたは引き込まれていきます。もうあなたも無我です。さぁ もっともっと無我になりましょう。あなたの目が究極の無我となった時、龍神の姿は刹那に消えて、あなた自身が龍神となっています。だから龍神を見つめて。龍神となるまで見つめます。
17 あなたは龍神とひとつになりました。もうあなたは龍神です。龍神があなたです。
もう龍神とお話できます。さぁ 内なる龍神とお話しましょう。内なる龍神があなたへメッセージとアドバイスをくれます。素直に聞き取って。あなたも龍神に尋ねたかった質問をしましょう。すぐに龍神は答えてくれます。あなたの龍神は、今、あなたに最も必要なアドバイスをしてくれます。最も必要な智慧を語ってくれます。
龍神のあなたは今、やるべきことを知っています。龍神のあなたは空と無の世界の天空へと上っていきます。気がつけば、お地蔵さまも龍神に化身されて、あなたと一緒に天空へと上っています。あなたとお地蔵さま、二匹の龍神はじゃれ合うように絡み合いながら快晴の天空をどこまでもどこまでも上っていきます。
18 下を見下ろすと、無の世界に巨大な渦がひとつ、渦巻いているのが見えます。すべてを飲み込み、無に帰してくれる大渦巻きです。空には留まれなかった様々なもの、思考も信心も、成功も名声も、カルマも善念善業でさえも、空になれなかったもの、空になじめなかったものは、すべて無の渦の中に消えていくのが見えます。
19 あなたは龍神です。龍神はあなたです。龍神のあなたは、ブルブルと身震いしながら、もう要らないものをすべて無の渦に投げ込みます。過去も未来も、記憶も病も、命さえなくなっても構いません。要らないものをすべて捨て去ります。そして龍神のあなたはとても軽やかに、嬉しそうに快晴の天空を上っていきます。
20 やがて龍神のあなたも、龍神のお地蔵さまも空に溶けていきます。龍神のあなたの姿も意識も空に溶けていきます。龍神のあなたも空そのものになりました。お地蔵さまも空そのものでした。空があなたです。あなたは空です。龍神もお地蔵さまも空そのものでした。すべてが空でした。
21 空の向こうから、お地蔵さまたちが現れました。どんどんどんどんお地蔵さまが現れて、やがてお地蔵さまたちは大きな輪を描いてあなたを包み込んで下さいます。あなたは龍神です。もうお地蔵さまたちとも自由にお話できます。あなたを包み込んで下さっているお地蔵さまたちのエネルギーを感じて。お地蔵さまたちの慈愛を感じて。お地蔵さまたちからあなたへのメッセージをいただきましょう。
22 お地蔵さまたちがあなたを包み込んだまま、お地蔵さまの世界へと戻っていかれました。今、あなたはお地蔵さまの世界にいます。次第にお地蔵さまの世界が見えてきます。お地蔵さまの世界のエネルギーを感じて。お地蔵さまの世界の香りを嗅いで。お地蔵さまの世界の風を感じて。お地蔵さまの世界の音を聞いて。お地蔵さまの世界の愛を感じましょう。
お地蔵さまたちがお地蔵さまの世界を案内して下さいます。お地蔵さまたちとその世界を見て回りましょう。
23 お地蔵さまたちがあなたのためにとっておきの場所へへと連れて行って下さいます。さぁ それはどんな所でしょうか? その景色を楽しんで。その波動を吸い込みましょう。
24 どこからかとても優しい鐘の音がひとつ、聞こえてきました。お地蔵さまたちは静かに目を閉じて、息を吐いて、立ち止まられました。あなたも目を閉じます。するとお地蔵さまの吐く息が見えてきました。どのお地蔵さまたちも優しく嬉しそうに微笑みながら、ゆっくりと、かすかに紫色の息を吐いておられます。それは神々、仏陀さまの浄化の息でした。さぁ あなたもお地蔵さまの世界の波動を吸い込んで。やがて息を吐きたくなったら、ゆっくりと紫色の息を吐きましょう。仏陀さまにすべてを委ねて。仏陀さまがあなたのすべてを浄化して下さっています。
25 またひとつ、鐘の音が聞こえてきました。お地蔵さまたちは優しく微笑みながらひと息吸われると一歩、歩まれました。やがて紫色の息をゆっくりと吐かれると、また一歩、歩まれました。どのお地蔵さまも自分のペースで、自分の歩幅で、息を吸っては一歩歩み、息を吐いては一歩歩まれています。さぁ あなたも一緒にやってみましょう。あなたのペースで、あなたの歩幅で、息を吸っては一歩歩んで。息を吐いては一歩歩みます。
気がつけば、あなたの吐息も紫色に染まってきました。もうあなたもお地蔵さまたちと同じ仏陀さまの加持を授かっています。お地蔵さまたちもとても嬉しそうです。やがてお地蔵さまたちの紫色の吐息の中に、キラキラ輝く喜びの光の粒々が現れてきました。それはあなたへの喜びと感謝の波動です。あなたの中にも喜びと感謝が溢れてくると、あなたの紫色の吐息もキラキラ輝き始めました。嬉しくなったら喜びましょう。やった!と思ったら自分を褒めてあげましょう。そして微笑みましょう。ほら、お地蔵さまたちのように素直に喜んで、楽しんで。愛を受け取って、愛に感謝して、愛を抱きしめましょう。
26 どこからかまた、とても優しい鐘の音がひとつ、聞こえてきました。お地蔵さまたちは息を吐いて、静かに立ち止まられました。どのお地蔵さまたちも優しく嬉しそうに微笑みながら、ゆっくりと、かすかに赤色の息を吐いておられます。それは阿弥陀如来さまの慈悲の息でした。さぁ あなたもまたお地蔵さまの世界の波動を吸い込んで。やがて息を吐きたくなったら、ゆっくりと赤色の息を吐きましょう。
27 またひとつ、鐘の音が聞こえてきました。お地蔵さまたちは優しく微笑みながらひと息吸われると一歩、歩まれました。やがて赤色の息をゆっくりと吐かれると、また一歩、歩まれました。どのお地蔵さまも自分のペースで、自分の歩幅で、息を吸っては一歩歩み、息を吐いては一歩歩まれています。さぁ あなたもあなたの心地良いペースで、あなたの歩幅で、息を吸っては一歩歩んで。息を吐いては一歩歩みます。
気がつけば、あなたの吐息も赤色に染まってきました。お地蔵さまたちもとても嬉しそうです。やがてお地蔵さまたちの赤色の吐息の中に、キラキラ輝く喜びの光の粒々が現れてきました。それはあなたへの慈悲と感謝の波動です。あなたの中にも慈悲と感謝が溢れてくると、あなたの赤色の吐息もキラキラ輝き始めました。嬉しくなったら喜びましょう。やった!と思ったら自分を褒めてあげましょう。そして微笑みましょう。ほら、お地蔵さまたちのように素直に喜んで、楽しんで。慈悲を受け取って、慈悲に感謝して、慈悲を抱きしめましょう。
28 どこからかまた、とても優しい鐘の音がひとつ、聞こえてきました。お地蔵さまたちは息を吐いて、静かに立ち止まられました。どのお地蔵さまたちも優しく嬉しそうに微笑みながら、ゆっくりと、かすかに黄色の息を吐いておられます。それは宝生如来さまの豊穣の息でした。さぁ あなたもまたお地蔵さまの世界の波動を吸い込んで。やがて息を吐きたくなったら、ゆっくりと黄色の息を吐きましょう。
29 またひとつ、鐘の音が聞こえてきました。お地蔵さまたちは優しく微笑みながらひと息吸われると一歩、歩まれました。やがて黄色の息をゆっくりと吐かれると、また一歩、歩まれました。どのお地蔵さまも自分のペースで、自分の歩幅で、息を吸っては一歩歩み、息を吐いては一歩歩まれています。さぁ あなたもあなたの心地良いペースで、あなたの歩幅で、息を吸っては一歩歩んで。息を吐いては一歩歩みます。
気がつけば、あなたの吐息も黄色に染まってきました。お地蔵さまたちもとても嬉しそうです。やがてお地蔵さまたちの黄色の吐息の中に、キラキラ輝く喜びの光の粒々が現れてきました。それはあなたと共に分かち合える豊穣へと感謝の波動です。あなたの中にも豊穣への感謝が溢れてくると、あなたの黄色の吐息もキラキラ輝き始めました。嬉しくなったら喜びましょう。やった!と思ったら自分を褒めてあげましょう。そして微笑みましょう。ほら、お地蔵さまたちのように素直に喜んで、楽しんで。豊穣を受け取って、豊穣に感謝して、豊穣を抱きしめましょう。
30 どこからかまた、とても優しい鐘の音がひとつ、聞こえてきました。お地蔵さまたちは息を吐いて、静かに立ち止まられました。どのお地蔵さまたちも優しく嬉しそうに微笑みながら、ゆっくりと、かすかに瑠璃色の息を吐いておられます。それは薬師如来さまの万病平癒の息でした。さぁ あなたもまたお地蔵さまの世界の波動を吸い込んで。やがて息を吐きたくなったら、ゆっくりと瑠璃色の息を吐きましょう。
31 またひとつ、鐘の音が聞こえてきました。お地蔵さまたちは優しく微笑みながらひと息吸われると一歩、歩まれました。やがて瑠璃色の息をゆっくりと吐かれると、また一歩、歩まれました。どのお地蔵さまも自分のペースで、自分の歩幅で、息を吸っては一歩歩み、息を吐いては一歩歩まれています。さぁ あなたもあなたの心地良いペースで、あなたの歩幅で、息を吸っては一歩歩んで。息を吐いては一歩歩みます。
気がつけば、あなたの吐息も瑠璃色に染まってきました。お地蔵さまたちもとても嬉しそうです。やがてお地蔵さまたちの瑠璃色の吐息の中に、キラキラ輝く喜びの光の粒々が現れてきました。それは万病平癒への感謝の波動です。あなたの中にも万病平癒への感謝が溢れてくると、あなたの瑠璃色の吐息もキラキラ輝き始めました。嬉しくなったら喜びましょう。やった!と思ったら自分を褒めてあげましょう。そして微笑みましょう。ほら、お地蔵さまたちのように素直に喜んで、楽しんで。万病平癒を受け取って、万病平癒に感謝して、万病平癒を抱きしめましょう。
32 どこからかまた、とても優しい鐘の音がひとつ、聞こえてきました。お地蔵さまたちは息を吐いて、静かに立ち止まられました。どのお地蔵さまたちも優しく嬉しそうに微笑みながら、ゆっくりと、かすかに白色の息を吐いておられます。それは大日如来さまの智慧の息でした。さぁ あなたもまたお地蔵さまの世界の波動を吸い込んで。やがて息を吐きたくなったら、ゆっくりと白色の息を吐きましょう。
33 またひとつ、鐘の音が聞こえてきました。お地蔵さまたちは優しく微笑みながらひと息吸われると一歩、歩まれました。やがて白色の息をゆっくりと吐かれると、また一歩、歩まれました。どのお地蔵さまも自分のペースで、自分の歩幅で、息を吸っては一歩歩み、息を吐いては一歩歩まれています。さぁ あなたもあなたの心地良いペースで、あなたの歩幅で、息を吸っては一歩歩んで。息を吐いては一歩歩みます。
気がつけば、あなたの吐息も白色に染まってきました。お地蔵さまたちもとても嬉しそうです。やがてお地蔵さまたちの白色の吐息の中に、キラキラ輝く喜びの光の粒々が現れてきました。それは生きとし生けるものたちへの感謝の波動です。あなたの中にも同じ感謝が溢れてくると、あなたの白色の吐息もキラキラ輝き始めました。嬉しくなったら喜びましょう。やった!と思ったら自分を褒めてあげましょう。そして微笑みましょう。ほら、お地蔵さまたちのように素直に喜んで、楽しんで。智慧を受け取って、智慧に感謝して、智慧を抱きしめましょう。
34 どこからかまた、とても優しい鐘の音がひとつ、聞こえてきました。お地蔵さまたちは息を吐いて、静かに立ち止まられました。どのお地蔵さまたちも優しく嬉しそうに微笑みながら、ゆっくりと、かすかに虹色の息を吐いておられます。それは命の息でした。さぁ あなたもまたお地蔵さまの世界の波動を吸い込んで。やがて息を吐きたくなったら、ゆっくりと虹色の息を吐きましょう。
35 またひとつ、鐘の音が聞こえてきました。お地蔵さまたちは優しく微笑みながらひと息吸われると一歩、歩まれました。やがて虹色の息をゆっくりと吐かれると、また一歩、歩まれました。どのお地蔵さまも自分のペースで、自分の歩幅で、息を吸っては一歩歩み、息を吐いては一歩歩まれています。さぁ あなたもあなたの心地良いペースで、あなたの歩幅で、息を吸っては一歩歩んで。息を吐いては一歩歩みます。
気がつけば、あなたの吐息も虹色に染まってきました。お地蔵さまたちもとても嬉しそうです。やがてお地蔵さまたちの虹色の吐息の中に、キラキラ輝く喜びの光の粒々が現れてきました。それはあなたの命への感謝の波動です。あなたの中にも命の喜びと感謝が溢れてくると、あなたの虹色の吐息もキラキラ輝き始めました。嬉しくなったら喜びましょう。やった!と思ったら自分を褒めてあげましょう。そして微笑みましょう。ほら、お地蔵さまたちのように素直に喜んで、楽しんで。あなたの命を受け取って、命に感謝して、命を抱きしめましょう。
36 やがてあなたの前に虹の道が現れます。お地蔵さまたちと一緒にその虹の道を渡って行きましょう。一歩歩んで虹色の息を吸います。また一歩歩んで虹色の息を吐きます。あなたの息を見て、息を感じて、息を味わって。虹色の息があなたに何かを語りかけてくれます。何かに気づかせてくれます。何かを思い出させてくれます。あなたの虹の道を渡りましょう。
37 やがて虹の道は、あなたの涅槃に届きました。さぁ あなたの涅槃に入って。ほら、もうお地蔵さまたちもあなたの涅槃を楽しんでおられます。あなたもお地蔵さまたちと一緒に涅槃を楽しみましょう。
38 あの優しい鐘の音がまたひとつ、聞こえてきました。お地蔵さまたちがその鐘の音の方へと走り寄っていかれます。そこには鐘を持った仏陀さまがおられました。お地蔵さまたちに取り囲まれた仏陀さまは満面の笑みをたたえておられます。そしてお地蔵さまひとりひとりに加持を授けておられます。仏陀さまがあなたを手招きして下さっています。さぁ あなたも仏陀さまに加持を授けていただきましょう。
もう仏陀さまとお話できます。仏陀さまのあなたへのメッセージを聞いて。そして仏陀さまからこの世の人々へのメッセージも受け取りましょう。
39 あなたの涅槃で最も印象的だったものは何ですか? そのビジョンをしっかりと持って帰ります。そのビジョンを思い出すだけで、いつでもあなたは涅槃に戻れます。もし死が訪れた時には、あなたの涅槃を思い浮かべましょう。瞬時にあなたは涅槃に戻っています。
40 さぁ新しいこの世へと戻って来ます。そこはもう古い世界ではありません。新しい五次元世界へと戻って来ましょう。そこには新しいあなたの身体、こころ、頭と意識、魂が用意されています。さぁ新しいこの世へと戻ってきましょう。5、4、3、2、1、0。あなたは新しい世界の新しいあなたに生まれ変わりました。内なる仏陀さまを感じて。内なる仏陀さまの声を聞きましょう。さぁ実際にこの身体を感じます。この身体の中に戻ってきます。手をグゥパーグゥパーします。足の指も動かして! 身体に意識をしっかりと戻します。大きく深呼吸して、身体の内側も目覚めさせます。大きく深呼吸して! しっかりと意識を身体に入れましょう。両手を思いっきり上へ伸ばして背伸びをします。大きく深呼吸しながら、目一杯、背伸びをしましょう! 手足をバタバタと動かして! しっかりと目覚めます。そして十分に目が覚めた、もう大丈夫だ! と感じたら、ゆっくりと目を開けてみましょう。

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