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ローカルツーリズムが考える地域創生のヒント

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ローカルツーリズム株式会社代表・糀屋総一朗が地域創生についての考え方を綴ります。
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#福岡

いま必要なのは「ただみんなで集まって何かをする」場 谷口竜平×糀屋総一朗対談2

ローカルツーリズム株式会社代表取締役の糀屋総一朗と、地域で活躍する方の対談。今回は、福岡県宗像市にオフィスを構えデザイナーとして働くかたわら、地域のコミュニティづくりなどにも関わっている谷口竜平さんです。対談の2回目は「場づくり」から考えたこと、大島の宿『MINAWA』の誕生秘話についてです。 「みんなで何かをした体験」こそが重要糀屋:宗像にツリーハウスを作る、みたいに「みんなで一緒のものを作る体験」っていいですよね。先日、地域アートやSF批評をやっている藤田直哉さんと対談

なぜ宗像大島にコミュニティスペース「umiba」を作ったのか〜交流と経済の起点として

ローカルツーリズム株式会社では、地域が自らでお金を生み出し、稼げるようになる「地域循環経済」の実現を目指しています。この夏、福岡県宗像市の大島に新しいスペース「umiba」をオープンしました。なぜこの開設に至ったのか、代表の糀屋総一朗が自らの言葉で語ります。 地域にお金が循環する仕組みを作る私が代表のローカルツーリズム社は、2019年から福岡県宗像市の離島・大島で『MINAWA』という1日1組限定の宿泊施設を作ったり、害獣である猪を犬向けのペットフードにしたり、アトリエ住宅