本の要約 自分の時間を取り戻そう

忙しすぎるという問題の本質

1 長い時間働くことで問題を解決しようとする
2 全部完璧にやろうとする
3 不安感が多くてNOと言えない

本質的な問題の共通点は、生産性が低すぎるということ。
今後の社会は高生産性化していく。つまり、生産性の低いものは淘汰されていく。もちろん、自分で事業を起こすなら、そのビジネスがなんの生産性をどれほど高めるのかを考えることで、事業の可能性を判断することができる。

地方活性化も生産性が問われる。例えば、都市と地方を結ぶ高速道路や新幹線を作ることが生産性を上げるのか、他には方法はないのかと考える必要がある。

ベーシックインカム論というのがある。その中の考え方として、この論は生産性の低い人を市場から排除するという考え方がある。江戸時代は、農民が大半を占めていた。しかし、今となっては200万人ほどの農家しかいない。この200万人のうちのいくらかの人で、日本国民全員のお米を作っている。これは生産性が上がったからだ。これからも農業の生産性はあがる。つまり、生産性をあげるような仕組みを作る人のみが残っていく。

テキストの生産性が高いところもある。網干の意見としては大賛成である。理由は、授業で講義の原稿をアップする先生がいる。動画での講義を見ると1時間半かかる。しかし、原稿を読むと15分で内容が理解できる。

生産性の高い人たちは、生産性の意識を持っている人と一緒に仕事をしたい。とりあえずご挨拶をや長いメールを送ってくる人は、生産性の概念をもたない。そういった人は、生産性の高い人から排除される。

人生の選択においても、仕事の進め方にしても、そして社会のあり方を考えるときも、ゼロよりもマシなものに対して価値があると判断し、貴重な時間やお金を投入していくのは、いくら時間とお金があっても足りない。


生産性を上げる方法

まずは、オンとオフの入れ替えをしっかりすること。自分が最大限のパフォーマンスを上げるためにどこで何をすればいいかを考える。例えば、朝起きてランニングをすることかもしれない。そこは人それぞれなので、自分で探す必要がある。

また、色々なことをすることで生産性を下げるということが考えられているが、そんなことはない。色んな経験、つまり、点が将来結びつく可能性がある。これはやりたいことを探している人に限るが。


どんな仕事がなくなるの?

大前提仕事とは、過去のやり方を振り返り、改善方法を考え、試行錯誤しながら少しずつ生産性を高めるもの。

希少資源=時間
足りないと感じるものは、時間とお金が多い。そこで、お金と時間は見える化しよう!

時間は見えにくいもの。時間に余裕があるとかないとか、感じてから時間というものを感じる。

さて、ここ最近で1番良かったと思える支出は何ですか?

ここで、時間管理の仕方についてである。自分にとって集中して頭を動かすことができる時間は何時間であろうか?
TO DO リストを作る際は、頭が働く時にしかできないto do と頭が動かない時間でもできるto doに分ける。

最近では、学生起業家も増えてきた。しかし、その中にも自分の得たい価値がよく分かっていない人がいる。手に入れたい価値が、ビジネス的な成果の大きさという人もいれば、手に入れたいのは、束縛のない自由な働き方だという人が混ざってしまうこと。


生産性は、
インプット=希少資源
アウトプット=手に入れたい成果
の比率として計算される。

例えば、勉強で考えてみる。毎日1時間勉強していた人が、毎日3時間勉強するようになって、成績が上がったとする。それは、時間を増やしたから成績が上がったと言える。単純に勉強時間を増やせば成績は上がる。しかし、時間を増やすには限界がある。だから、同じ1時間、3時間で成績が上がる方法を考えるべきだ。

まずは生産性を上げる方法として、働く時間を減らそう。限られた時間で仕事を終えることができる方法を考えるようになるから。


自分の時間を取り戻そうを読んでの、今後のアクションプラン

①本は全部読まない
→目次を見て、今必要なところのみを厳選して読む。
②予定表には3時間毎の予定を書く
→大学の課題を3時間で終わらせる
→読書も3時間で一冊読み切る
→3時間の自由時間を設ける、僕にとっての自由時間は好きな本を読むこと、ランニングに行くこと、筋トレすること、野球を見ること等
③3時間集中しても出来なかったときは、中断し、なぜできなかったのか、次はどうすれば出来るようになるかを考える。
④時間の見える化をきっちりする
→一日の予定と振り返りの徹底
⑤人の時間を頂くときは、目的を明確に短時間で終わるように心がける


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