本の要約 好きなようにしてください

今回は前半を紙でのメモ、後半をnote上にメモしてみました。本の量にこだわって読み進めていますが、僕の中で大切な言葉をピックアップしてメモしました。




仕事のリアリティを知ることが必要。人間は厳しい状況下になればなるほど、幼児性を払拭することができる。社会に出て、仕事をしてみることで体感してみると良い。

すぐ起業するか就職してスキルをつけてから起業するかというトレードオフを考えがち。起業するか就職するかという問いに時間軸を入れて解決しようとしている。1年間就職しても身につけるスキルはしれている。ならばすぐに起業しても良いのではないか。どちらにせよ、幸せのためにとる手段だから好きにしてください。

成長、起業、挑戦、イノベーションなどの文言で溢れている人と自分を比較するのをやめる。

休学したのちに、大学に戻るべきかそのままスタートアップに就職するかという質問関して、考える時間軸が短すぎる。キャリアの意思決定を取引だと思っている。大学に戻って150万払ったからといってすぐにリターンがあるわけではない。役に立ったり、役に立たなかったりと将来になってからリターンが返ってくるものである。それは、誰も予測できない。その時の損得勘定で意思決定をしてはならない。仕事生活には時間的な奥行きがある。
大学でまとまった時間勉強して考えてみるという行動は長い目で見れば人生の基盤を形成する大切なものである。知的体幹の強さが、広い教養によってもたらされる。そもそも大学とは、自ら価値基準をしっかりと定める教養を得るための機会と場所を得る場所である。
すぐに役立つものほどすぐに役に立たなくなるのです。

キャリア、起業、転職、休学・・・さまざまな選択をする場面があるが、好きと嫌いと良しと悪しをすり替えては行けない。誰かが言った良いや悪いに引っ張られることなく自分の好きなことをしよう。周囲の人が言う良いとは、収入、安定や企業ブランド、つまり、位置エネルギーである。しかし、どこで働き何をするかと言うのは運動エネルギーに当たる。ここでエネルギー保存の法則を考えてみる。位置エネルギーが大きくなればなるほど、運動エネルギーは小さくなる。役所のお偉いさんを想像すれば良い。僕は運動エネルギーを大きくしたい。

人生はトレードオフである。何かをやるときには、何かを手放す必要がある。当然、お金も時間も体力も限られている。やらないことを決めることが重要である。やらないと決めた時点で失うことに繋がる。しかし、やらないと決めないとやることをやりきれない。

環境決定論、東大とスタンフォード大のどちらが良いかをトレードオフで判断する。しかし、大切なのはその人にとってどちらが合っているかどうかということ。カテゴリー適用という思考が加わるとタチが悪い。東大はストイックに勉強できるなどの固定観念のことである。

就職は社会的な良し悪しで決めるのではなく、自分に合った会社とマッチングさせることである。良い就職などは入ってからわかることなので、好きか嫌いか、合うかどうかを見極めたい。

就活をしていると人と比べてしまいがち。そういった時は、自分は普通の人間であると思うこと、根拠のない有能感は持たないこと。つまり、謙虚であること。

若い時は、思考の時間軸を長く持つ。自分を変える方法は3つしかない。時間の使い方を変える。付き合う相手を変える。住む場所を変えるの3点だ。変わるぞという気持ちは意味がない。

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