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地方都市のデジタル化とコンパクトシティ化に関する内容

日本の多くの地方都市は、デジタル化の波に乗り遅れている感があります。これは私だけが思っていることではないと思います。

地方都市(過疎地域も含む)は、コンパクトシティ化を進めていくことで、新たな働き方、地域の課題に対処する方法を見出せるかもしれません。

それでは、「コンパクトシティ化」とは何でしょうか?そして、デジタル化を進めながら、これを実現するにはどのようなアプローチが必要なのでしょうか?そのあたりのことについて触れていきたいと思います。

コンパクトシティとは?

コンパクトシティとは、「都市機能を集約し、効率的な都市運営を目指す都市計画」のことを指していいます。「そもそも都市部じゃないんだけど…」という声が聞こえてきそうですが、都市部だけのことに対してではなく、たとえば住んでる地域、職場、商業施設などが近接し、公共交通機関における良好なアクセスを作ることです。
なんのためにやるのかと言いますと、「住民の生活の質を向上させ、エネルギー消費を減らすこと」が目的です。
では、冒頭申し上げたように、デジタル化に遅れが出ている地方の都市が、このコンパクトシティ化を進めるためには、どのようなステップを踏むと良いのでしょうか?

デジタル化を取り入れたコンパクトシティ化の進め方

  • 統計データを利用する:これまで収集してきた地方における様々なデータを分析し、効率的な開発計画の基礎を設計します。例えば、交通の便数や人の動きをデジタルデータで捉えて、どの機能がどこにあると良いのかという最適な配置を決定します。

  • 構想:デジタル技術やAIを活用し、自動化できるものを生み出したり、効率化できる内容を構想に起こします。これにより、市民の生活の利便性がどういうふうに発展するのか、逆にどういうところがあまり良くない状況になっていくのかがわかります。

  • 市民参加型のプロジェクト推進:市民がデジタルツールを用いて開発に参加できる仕組みを作ります。例えば、市民が自分のアイデアをSNSで共有し、反映させるなどです。自分達で先のまちづくりを考えるというのは、自主性と納得感につながります。

こういった「コンパクトシティ化」は、人口減少が避けられない日本では、どの地域でも課題になることなので、早く着手したほうが良いと考えます。

でも、デジタル化が遅れている。
進化は年々早まっているので、今のデジタルディバイドを解決する技術というのもそう遠くないうちに発案されるかと思いますが、人任せにして「人口が減って高齢化の進んだ過疎地」というのを受け入れるつもりでしょうか?と問いたいです。
他人事ではない地域が既にあり、それが拡大していくとわかっているのならみんなで考えたほうが良くないでしょうか。

皆さんの街では、どのようにしてコンパクトシティ化を進めていきますか?

今日はここまで、また次回よろしくお願いします!

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