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地方の建設業界へ未来に向け業務委託を活用した改革を

私たちの生活には必ず身近に関わっている建設業。住んでいる家・道路、様々なものが建設業により支えられています。今現在、建設業は物価高の影響・職人さんの高齢化などでの人手不足のため厳しい状況にあるかと思います。大手建設会社もDX化が進む中、地方では、今後数十年で「どう生き残っていくか」が課題になるかと。
その方法の一つとして、「業務委託」や「DX化」の活用を検討してはいかがでしょうか。

イメージとして建設業でのデジタルはなかなか結びつかないというイメージです。理由として「現場での手作業のためデジタルすることが難しい」「実際の作業中の変更は即現場での対応になる」「デジタルツールの使い方を覚えるのが大変」といくつかの課題があります。
現場での作業はやはり職人さんの感覚での手作業になります。

デジタルを活用した作業効率化への第一歩

現場と顧客をつなぐデジタル

私自身が感じた体験ですが、家の建築を考えた時に施工会社を決める際にはSNSの施工事例を参考にさせていただきました。
着工前では施工者さんとの接点がない場合が多いですが、現場の様子や施工の段階の動画や写真を参考にすることで安心して選ぶことが出来ます。
また、現場の方の説明が載っていることで、「この会社にまかせたい!」と感じることが出来るのではないでしょうか。やはり地元企業に建築してもらいたいという方はたくさんいると思います。施工事例を載せることで完成イメージも得ることが出来ます。「見える」ことで安心にも繋がり、今後の世代に向けても現場からのSNS発信はとても効果的です。

業務でのデジタル

デジタルツールとしては現場の管理アプリなどがあると便利かと思います。顧客からの希望を受け取った際に現場への伝達間違いがあると重大なミスとなってしまいます。以降の聞き取りの際は顧客・企業ともに確認し、現場とも共有することにより伝達ミスが少なくなると考えられます。
また、やり直しという選択を取られる場合もあるかと思います。決して少額ではない建築資材ですのでその際の無駄なコストもなるべく減らしていけるでしょう。

建設業の「委託」

職人さんの不足により作業が進まない場合は「委託」という方法も一つです。専門の人材を集めることができ、効率よく作業を進め、カットした時間分の人件費も削減できます。
「地元で仕事はしたいけど現場がないので出稼ぎに行く」という声も聞いたことがあります。地方での潜在人材を集めることにより地域貢献にもなると考えます。

建設業界のDX化

デジタル導入が難しいと言われている業界ですが、建設現場でも身近な所にデジタルが取り入れられているものです。
今後数十年、地方の建設業も活気づいてくると、街が元気になり、人々も暮らしやすさがアップすることでしょう。

今回はここまで、次回もよろしくお願いいたします!

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