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「無理だ」「難しい」と思うのは、やってみてからの感想で良いと思う。リモートワークができないという業態にこそ伝えたい「テスト導入」の選択

企業の業種によっては、導入する前から「この業界では無理だ」「難しい」という、諦めに似た声を聞くことがあります。雇用形態に関わらず、従来然とした働き方に根ざした企業文化や、物理的な作業が多い業態では、リモートワークが困難だと考えられがちです。ここで思うことは、「試してみたのだろうか?」という素朴な疑問。

「ふざけたことを言ってるんじゃないよ」と、言われそうですが、別にリモートワークに限ったことじゃなく、普段の仕事において「テスト」という手段、概念は取り立てて珍しくもないと思います。みなさん、責任を持って仕事に取り組んでいる以上、のるかそるかで結果を期待するほうが少ないと思います。

これはリモートワークの可能性を探る場合でも一緒であり、すべての業務を一気にリモート化するのではなく、まずは特定の業務に限定して試してみる。段階的なアプローチにより、企業は従業員の反応や生産性の変化を観察することができるし、反対に従業員も自分でやらなくても良いこと、逆に確認を効率化することはできない内容などの切り分けができると思います。
問題点が早めに浮かび上がりますから、そこから是非の判断でも良いわけです。

では、リモートワークをテスト導入する際に、どのような点に注意すべきでしょうか?

テスト導入のメリット

まずは、自社のITインフラの環境把握です。
安定したインターネット接続、適切なセキュリティ対策がなされているか。
現場の設備(ハード)は最低限必要な状態か。

これをクリアできていれば、業務プロセスについて、考えます。
どこの工程・作業、どのようにしてリモート環境を活かすか。
これを考えられると、どうしても社員が張り付いてやらなくてはいけないと思っていた「固定概念」にとらわれず、「まあテストしてみてから」というモチベーションの上下に影響しない状態でプロセス変更ができるかどうか
試せます。合わない場合は、ここで止めておけば良いでしょう。
少なくとも、やってみて合わないのなら、他の「どんなところを効率化していけば良いのだろう」という尺度になり、一つ前身しています。

地方企業でのリモートワーク導入事例

働き方(選択肢)に制約のある地方企業のほうが、この傾向が強いと感じています。アンケートまで取っているわけではありませんが、2024年になっても、まだどこか「デジタル化」というのは他人事の感があるように思います。政府が数年前に提言した10兆円規模の損失に繋がってしまうと言われている「2025年の壁」とやらも、もう目前です。

偉そうにすみません、でも、人が減ってきて労働人口の平均年齢も高くなってきているのですから、置き換えるところは置き換えないと企業自身がもたなくなってしまう危機感。
ここについては、一緒に考えることができますので、自社で考えてみて浮かんでこなければ、いつでもお気軽に相談に乗ります。

上記に載っていないことでも、一度ご相談をお寄せください。
今回のタイトルにもあるように、まずは「テストしてから」判断したらよろしいかと存じます。

本日はここまで、また次回もよろしくお願いします!

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