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自分を守るために逃げてもいいんじゃないですか?

嫌な出来事があったときに、それを後で思い出して

「ウワー!!」

となりますよね。

悪い出来事があった時に、しっかり受け止めて修正することは大事です。

でも、もっと大事なのは自分を壊さないことです。

例えば、メンタルが病みかけの状態で、上司にだらだら説教されたような場合、それを真に受けると完全にメンタルは死んでしまいます。

僕は、あとで考えて害にしかならない出来事を「きれいさっぱり忘れる」ことで生き抜いてきました。

「忘れる」というよりも「記憶しない」が正しいかもしれません。

人間って、繰り返し思い出すことで長期記憶になって、記憶が定着してしまいます。

悪いできごとがあったとき、脳がその出来事を思い出そうとしたときに、その注意をなるべく別のところに向けるんです。

最初の2日間くらいを乗り切れば、あら不思議。

「何か悪い出来事があった」程度の記憶になり、簡単には思い出すことはできなくなっているはずです。1週間もすれば、忘れます。

これをすることで、「何度注意しても直らない無能な奴」認定をされてしまう可能性があるのが副作用ですが、自己防衛のために、時には覚えておいてよいスキルだと思います。

余談になりますが、都合の良い記憶にすり替えて反芻すると、時々記憶はすり替わってしまいます。世の中には、明らかに事実と異なる記憶を持っている人がいますが、おそらくそういう理屈でしょう。


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