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就活でも絶対言われる”コミュニケーション能力”について考える記事

みなさんこんばんは。今日は何を書くか迷ったので、以前より封印してた・・・もとい、暖めていた内容の記事にしたいと思います。

ゲーム会社の就活で絶対に求められる能力”コミュニケーション能力”に関してです。なぜコミュニケーション能力が求められるかというと理由は簡単です。ゲーム開発はチームプレイだからです。
ただ、筆者が思っていることが1つあります。チームプレイ=みんなで一緒に物事を考えるではありません。チームプレイというのはそれぞれが一番能力の発揮できるポジションに就いて、それぞれの視点で責任を持って仕事していくことだと思っています。そのために必要なのが、それぞれの立場や役割を理解する能力、コミュニケーション能力じゃないかなと考えています。
※上流工程のプランナーやディレクター、プロデューサーには特に必要

今回は、そんなコミュニケーション能力に関しての考察記事です。

例によって調べたみた

コミュニケーションはラテン語: communicatioに由来しており、「分かち合うこと」を意味している。「コミュニケーション能力」という表現は様々な用いられ方をしており、以下のような意味で使う。
・言語による意志疎通能力(#言語学用語の「Communicative competence」を参照)。「コミュニケーション能力」という言葉は、元々は言語学の分野で用いられた学術的な用語であった。
・感情を互いに理解しあい、意味を互いに理解しあう能力。感情面に気を配って、意味をわかちあい、信頼関係を築いてゆく能力。[2]
・非言語的な要素(相手の表情、眼の動き、沈黙、場の空気など)に十分に注意を払うことで、相手の気持ちを推察する能力(非言語コミュニケーション)
・上記の非言語的な要素により知った相手の気持ちを尊重して、相手に不快感を与えないタイミングや表現で、自分の感情や意思を相手に伝える能力
・意思疎通、協調性、自己表現能力(厚生労働省による就職基礎能力の定義[3])
・社会技能(ソーシャルスキル)。暗黙知。
・上手にコミュニケーションを行うための体系づけられた知識、技術(コミュニケーションスキル)
・合意(コンセンサス)形成能力
・「論理的コミュニケーション能力」(自己の考えを論理的に明確に、相手に表現する能力)
・会話のキャッチボールを上手く行える能力
・企業が求人広告等で応募者に要求している「コミュニケーション能力」は、ビジネスシーンにおいて発揮が期待される精選された「折衝能力」「交渉能力」「説得能力」を指しており、必ずしも対人コミュニケーション一般を円滑におこなうスキルをもって満足するものではない
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E8%83%BD%E5%8A%9B

困ったときのWikipediaですが、やっぱりかなり複雑に見えますね…
ということで、筆者ができるのはゲームの世界の実体験くらいなので、そこの話をしたいと思います。

はじめに、よく人とのコミュニケーションが苦手だからゲームの道へ…みたいな人がいるかもしれません。そうであればゲーム会社には入らない方がいいかもしれません。(個人で作るならそれでもOK!)

というのも、ゲーム会社でゲームを作る場合はチームでやるので、コミュニケーション能力が真っ先に必要です。例えば自分のイメージしていること、自分のやりたいことを伝えることができないと永久にアウトプットとしてできないからです。逆も然りで、作業をする側だったとしても相手の言ってることをうまく飲み込めなければ全く違うイメージのものを作ってしまうのでものすごいエネルギーを無駄に使ってしまいます。(実際にそんなことは業務のそこら中で起きるのです)

しかも、人間同士なので作ってるうちにイザコザが発生したり思い通りにできない場合に摩擦が発生してしまうことなんかザラです。どのセクションで仕事していたとしても、全員人間なので人間同士のぶつかり合いが発生しない現場などないです。(断言)
なので、そう言った折衝能力もコミュニケーションの1つとも言えると思います。こういう能力の高い人が現場にいると難航していた問題などもスッと解決することがあります。それくらい”コミュ力(あえて使います)”は万能のスキルだと思っています。

とりあえず相手のボールをキャッチする!それだけでなんとかなることもある

手前味噌ですが、筆者はコミュニケーション能力である程度なんとかしてきたところがあると思っています。すこぶる高いというわけではないですが、どんな人にもちゃんと真正面で当たるようにはしているつもりです。(それを嫌がられることもありますが)

そんな筆者が会話のキャッチボールで心がけるのはまずシンプルに”相手の目を見て話を聞く!”です。ただ、めっちゃ疲れます(笑)
でもこれだけで結構わかることもあるんですよ。恥ずかしがり屋だなこの人、とか感情ぶつけて言ってくる人だな。とかわかるだけで、ある程度なんとかなることもあります。野球でいうと球種と球威がわかる。って感じですかね。


あとはちゃんと言ったことを聞き直して真意をすり合わせることです。「こう言うことですか?」「こう受け止めたのですけど、あってますか?」とちゃんと聞くだけ。これで基本動作としては良いと思っています。
これを愚直にすると、とりあえず話のわかるやつだと認めてくれることが多いです。意外にこれをサボる人多いので、もしコミュ力を向上させたい…!みたいに思っている人がいればやってみてください。正しくできれば、とりあえず話のわかるやつだと認めてくれる人が多い気がします。

そして相手のボールを確実にキャッチし続けると、相手も人間ですので、たいていの人は、そのあとこっちが投げたボールもキャッチしてくれるようになります。付き合いが長くなるとちょっと投げミスをしてもキャッチしてくれるし、取りやすいようにボール投げてくれるようになります。これが信頼関係です。

もし、この関係を築く前にお互いに主張を投げ合うと相手の取れないようなところにわざと投げたりダメージを負うように意地悪に投げることになることもあります。この状態になると、いわゆる会話のドッジボールです。そうなりそうな場合はどっちかが投げるのをやめる必要があるので自ら止めましょう。もし、一方的にやられてると見かねた第三者が救出してくれることもあります(笑)

あとはマウントを取らないようにするのは心がけた方が良いと思います。
ベンチャーの会社ではよくなぜかマウントとる文化があったりもするのですが…あれ本当不毛です。空気悪くなるだけなのでやめよう。
1番みっともないのは新人相手に業界用語を並べまくってアピールする先輩…あなたの職場にもいませんか?やめましょう。自分の理解を再度確認するためにも言い換えるなどで再構築した方がきっと周りから喜ばれます。

ねじお★さんも以前似たような記事を書いておられたので共有しておきます。ここに関しては筆者も似たようなことを思います。むしろマウントを取られそうになった時は周りのためにも「すみません、それどういう意味か教えてください!」と笑顔で聞き返すのが正解です。その方が相手も喜んで説明してくれますし、よく分からないのに使ってるのであればそこでボロが出るので自爆してるからです(笑)

”理解すること”がコミュニケーション能力

伝言ゲームを遊んだことがある人はわかると思いますが、人がアウトプットしたことをそのまま正しく理解して伝えるのってめちゃくちゃ難しいのです。だからこそ、正しく伝えられる能力があればそれだけで仕事ができる1つの要素になりえます。

そんなコミュニケーション能力ですが、うまくできる人ってじつは少ない気がしています。だからこそ需要があるんですけどね。ゲームディレクター/ゲームプロデューサーを目指す人には特に求められる能力だと思います。これが出来ないとディレクションとプロデュースするのは超むずい気がします。

最後に自分はコミュニケーション苦手だ…というかたにオススメなのは、なんでも良いので、とにかくありとあらゆる人と「話してみる」と良いと思います。こういうブログでも良いと思いますし、SNSでもOKです。繰り返してるうちに自分なりの”コミュニケーション”が出来てくるように思います。大切なのは”自分からやること”です。
話しかけられて嫌な人ってそういないと思うので、やってみてからキャッチボールの練習をしてみれば良いと思います。

それが1番の”理解すること”に関しての近道だと考えています。誰かの役に立てば何より…


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