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人生のゲーム”ピクミン”について語る記事

8月5日、ついにピクミン3デラックスが発表され、テンションがおかしなことになっている筆者です。こんばんは。

Twitterを知っている方はご存知かもしれませんが、筆者のTwitter名は”ピクミンマスター”。名の通り、ピクミンのマスターなのです。
そのピクミンマスターを名乗ることができたのはピクミン3のミッションモードのおかげなのですが、それくらいピクミンに対する熱量は人一倍あると思っています。

今回はそんなピクミンに関して熱く語っていきたいと思います。
めちゃくちゃ文が長くなってしまいそうですが、よろしければお付き合いください。

ピクミンとはトライアンドエラーに挑戦し続ける究極のゲームである

ピクミンというゲームは結構可愛いピクミンという存在を操るゲームであることは間違いないのですが、その本質は「トライ&エラーの遊び」にあります。時間制限の中ひたすら繰り返して遊び、時間短縮やスコアを狙っていくというある意味とてもクラシックなゲームだとも言えます。
ピクミンの特性や道筋を考えながら、いかに効率よくできるか。ということを突き詰めていくのが神髄の遊びです。

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ピクミン1は不時着したなんか地球っぽい星から30日という時間制限の中で各地に落ちてしまった宇宙船パーツを集める…というストーリーで遊ぶことになります。星を探索しながら新しいピクミンに出会ったり、原生生物に対峙したりする中で、30日以内に所定のパーツを集めて脱出…!というゲームではあるものの、1度クリアすると”次は何日で脱出できるだろう”というところを突き詰めて遊ぶゲームに変貌します。そうして繰り返して遊んでいるうちに上手くなるし、遊んでいない時も”あ、こここうしたらめっちゃ早くなるんじゃないかな・・・!”って仮説を立てて、実際に遊んでみて試す。ということが延々できるゲームなのでゲームしていない間も一生遊べます。人によってはピクミンを1匹も殺さない不殺プレイやどこまでクリア日数を縮められるかというタイムアタックに勤しむ人も結構います。

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そんな中、ピクミン2はそういうクラシックでストイックな要素を緩和し、ピクミンという独特の世界観を楽しむ方向性になりました。なので、30日の時間制限もなければタイムを縮める遊びよりも、星の宝物を集めたり原生生物の生態を楽しむゲームです。もちろんお宝集めで日数を縮める遊びもできるのですが、そこへのフォーカスはあまりしていません。(チャレンジモードはあるものの)
しかし、バトルモードで2P対戦ができたりとてもカジュアルに楽しめるピクミンなので今でも根強い人気がある作品だと思います。1は予想以上にゲームonゲームだったので、ライトに楽しめる魅力があるのかな。という見解です。

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そしてピクミン3は2の路線ではなく、かなり1を昇華させた作品でした。ピクミン3には大きくストーリーモード、ミッションモード、ビンゴモードとあるのですが、ピクミン3の本編はミッションモードで、”ストーリーモードそれ自体がミッションモードの壮大なチュートリアル”という大胆な形式を採用しています。ストーリーモードは食糧危機に瀕したコッパイ星人が果物を集めてジュースにして星に持って帰るためのストーリーが展開されますが、このストーリーにピクミン3の要素は全て詰め込まれていて、あとはミッションモードという小さく区切られたミッションを遊ぶ…という形式で
このミッションモードが最高の遊びになっていて、ピクミン1で確立したピクミンのスコアアタックの遊びを究極的に体験できるように展開してくれます。コンプリートクリアする→クリアタイムを縮めるという遊びを短いスパンでめちゃくちゃトライアンドエラーできるように用意されています。筆者はピクミン3のミッションモードこそ、クラシックなゲームの本質であり最高傑作の遊びである。と本気で思っています。それくらい好きなんです、引かないでください。

Hey!ピクミンは外伝的作品で、本来3Dで展開する本編とは違って2Dで遊ぶピクミンになっています。こちらはピクミンという生き物を可愛がるゲームで、ピクミンの可愛い動きや簡単な仕掛けのステージをクリアしていくゲームです。それゆえ本編のストイックさは特になく、やり込みも不殺&コンプリートプレイくらいですので、ピクミンの入り口として良いゲームだと思います。本編がストイックすぎるのでこれから入ると驚くかもしれませんが笑

自称”ピクミンマスター”という自負

まずは、ピクミンというゲームの解説をしたつもりですので、ここからは筆者のピクミンへの愛を語らせてください。

初めてピクミンに出会ったのは友人の家でした。お金持ちの友人で、GCが発売日にあったような友人なのですが、そんな彼が起動していたのがピクミンというソフトでした。当時としては度肝を抜くようなグラフィックや世界観に「え、なにこれ…!」と驚いたのを覚えています。これは今まで見たことないようなゲームだぞ…!という衝撃が確かにありました。

そんな感じで筆者の家にもGCが導入された際に買ってきたのはもちろんピクミン。ピクミン2は近所のゲーム屋さんで予約して買いました。当時はCMがすごくヒットしたこともあって、ゲーム自体のストイックさには小学生ながら驚きました…当時はその本質まで迫ることはあまりなかったですけど笑

そして、Wiiでも1と2はリモコン対応されたものが発売されていましたので、もちろん購入。リモコンヌンチャクとのあまりの相性の良さに驚いたことを覚えています。これがピクミンの標準スタイルなのかもと遊んだときに思ったんですね。

そして、ピクミン3が出るということでWiiUを予約して待ち続ける…という感じでした。出てきたものがあまりにも素晴らしかったので、もう睡眠を忘れてひたすら遊んでいました。朝5時まで遊んで、3時間寝て、夕方に帰ってきて一通り家事済ませてあとはまた5時までピクミン3…こんな生活を半年以上するくらいはハマってしまいました。学校に行ってる時もずっとミッションモードのことしか考えていない時期がありました。そしてルートが思いつくと早く帰って試したくなる・・・

1番好きなのはピクミン3です。WiiUのプレイ時間はピクミン3だけで1500時間を記録しています。(筆者史上最高記録のソフトプレイ時間)しかもミッションモードが99%を占めているのでこのゲーム、その気になれば一生遊べそうな気がします。人生3回分くらいかければ骨の髄までようやく遊びきれるかもしれません。1はせいぜい300時間、2は150時間ほどなのでやはり3のポテンシャルは半端じゃないと思います。Hey!はオールパーフェクトコンプまで30時間くらいでした。まあ外伝なのでこんなもんでしょう。

本題に入ります。私がピクミンマスターを名乗るのはピクミン3のミッションモードでスコアが記録されるのですが、そこでの世界記録を達成したのでその日からピクミンマスターを自称しています。結局計8回記録を塗りかえることができました。かつて世界記録を塗り変え競っていた方とオフ会でコラボしたこともありまして、その際は2P協力プレイで現記録を30秒塗りかえるという偉業(勝手に言ってる)を成し遂げました。多分あれはそう抜かれないんじゃないかなと思っています(記録の主なミッションは工事現場ドリームです)

ただ、これは過去の話ですし、数字はただの指標でしかないのでそれくらい好きだし、遊ばせてもらったゲームで筆者の中でこれを超えるゲームは今のところ無い。ということが伝わればそれが本意です

さいごに言わせて

そんな筆者ですが、もしかしたらピクミンがなければこの仕事に就けていなかった可能性だってあります。それくらいゲームの面白さとは何か。ということに気づかされたタイトルで、試行錯誤する遊びを徹底的に尖らせて超凝縮された究極の作品だと思います。

ここまで語るとぶっちゃけひく人もいることは覚悟の上で述べていますが笑
やったことなければ、一度は遊んでみて欲しいんですね。少なくとも1人のおっさんがここまで熱く語る何かを秘めているのが”ピクミン”なのです。

そんなピクミンを遊んでもらうために筆者は本気です。もし遊びたい人がいて、声をかけてくればそのきっかけを応援したいと思っています。
特に今回の3デラックスに関しては究極形の”3”なので、面白さはもう保証されているわけです(※あくまで個人的見解です)

よくこの仕事をしていると、好きなIPの〜に関わりたい!という方も結構いらっしゃいますが、筆者の場合”恐れ多くてそんなこと言えない”くらいはリスペクトしているIPです。今回も実に7年ぶりの本編ということで本当に嬉しかった…これからもピクミンマスターとして少しでも多くの人に魅力が伝わることを祈りながら締めたいと思います。3600文字を超えてしまった…

※あまりに熱が入っているので回し者くさくなっちゃっていますが、本当に好きなただの1ファンとしての見解を述べました。すみません。

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