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表計算ソフト(Excel)でやめたほうがいいと思うことをつらつら書く記事

みなさんこんばんは。今回はExcelやGoogleスプレッドシートで絶対にやらないで欲しいことを記事にしたら需要あるんじゃね?
と思ったのでそんな記事を書きたいと思います。一応筆者もゲーム業界、つまりITの人間で、神エクセルには相当過敏なのです。さっきも他人の作ったExcelみてうわああああああという気分になりました。ということで、筆者の心の安寧を保つべくこの記事を書いていきます。
なお、この記事は今後の追加やメンテナンスを見越した際に絶対にやめて欲しいことを書きます。ただし一点モノで、もうそれ以上何も追加しないものに関してはお好きにどうぞ。って思ってますのでその辺ご了承ください。

絶対アカン セル結合

特にデータテーブルや今後追加していくリスト、フィルタをかけるなどをするテーブルの場合にセル結合は絶対アカンに分類されます。アカン理由としては
・行列追加の際にビヨーンと伸びる(削除の際にも結合あるから無理!って言われる)
・コピペする際にめちゃくちゃ面倒
・関数噛ませる際(特にLOOKUP系)に一番上の行列しか読んでくれない

・場合によってフィルタが壊れる

Excelは表計算ソフトなので、1セルに入力するのはデータ。なので結合というものが本来イレギュラーな使い方といえます。極力やめてください。まじで

絶対アカン セルの非表示

これも絶対アカンです。表示が縦で見にくい場合はグループ化の方が間違いなく安全。何より非表示はセルの行を読んでいかないと非表示されてることがわからないのでトラブルの火です。しかも見つけて再表示してようやく…なので、視認性を上げる場合はグループ化した方が単位ごとにまとまる上に安全です。
とはいえ、グループ化も多用するとよくわからなくなるので使い所は計画的に。

やめて欲しい 関数を使っているセル背景色が入力するセルと同じ、関数の痕跡が残ってない

筆者はとにかく面倒なデータ入力を省くためにガンガン関数を組み、工程を大きく減らしにいく場合があります。これを自分はサボる努力をすると呼びます。もう組んだ本人しかわからんレベルのものを組むこともありますが、その際に一番恐れるのが他人による計算式の破壊です。

そのため、関数を組む際には必ず式を組んでいるセルの背景に色をつけたり、入力する部分を明示します。これを怠ると必殺ワード「何もしてないのに壊れた」を聞くことになってしまうのです。あまりにややこしいと組んだ本人も忘れるということもしばしば…

なので、関数に強い人ほどしっかり痕跡や何をすればいいかわかるように明示して欲しいと思っています。arrayfomula関数など使っていくと本当にワケワカメの域に行っちゃうので…ただし、Excelのコメントは多重に使うとどこに矢印指してんのかわかんねえ…みたいになっちゃうので、書き込んでおいたり、マニュアルシートを作っちゃった方が速い気がします。

推奨 入力規則は追加削減可能にしておこう

たまにリストで入力ミスが起こらないようにセルに対して入力規則の設定を行うことがあります。その際に気をつけて欲しいのはメンテ可能な形にしておくこと。です。
よくやるのは隣のシートにリストを作り、そこから参照という手段があります。が、たまーにリストを直打ちすることも。今後絶対に増えないものであれば直打ちもOKなのですが、今後増える場合は増やせるようにリスト化しておくことが安全だと思います。
ただし、それをわかってない人が触ってシートを削除してしまった場合には全滅の恐れもあるので、その辺りはしっかりケアしておくほうがいいでしょう。

推奨 条件付き書式は本当に必要か考えてから使う

条件付き書式、エラーチェックだったりカテゴリを色で識別する場合に非常に有効です。が、仕様上の問題があってコピペすると書式ルールがめっちゃ増えていくという難点があります。動作が重くもなるので、データが増えるほど管理が辛くなってきます。

↑VBAのマクロ組んで解決する手段もあります。

条件付き書式自体はものすごく便利ですので、使い所としては無闇に条件書式でカラフルにしないこと。これに尽きるのかなと経験上思います。ここぞというところで使っていた方がメンテナンスも楽ですし、何より色をつける意味が出てくるのかなと…エラーチェックとかには本当便利なのでね…

究極的にはメンテが楽で、直入力が少ないリストを作ること

表計算ソフトを使う際に1番目指すのはある程度自動でやってくれる上にメンテが楽なテーブルを作ること。これに尽きます。

この目標に向かって試行錯誤するのは大事なので、色々試して仕事の工程を楽にしましょう。筆者も、もっといい方法がないか日々アップデートを重ねていこうと思います。

読んでいただいてありがとうございました。


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