世界を変えた輸送コンテナは66年前に産まれた。
コンテナが2021年に不足している記事が流れたが、2022年の2月時点では、まだまだ不足しているというニュースが流れていた。
世界中のコンテナがどこに流れ着いているのかというと、主に港により陸揚げされたコンテナを処理する人員の不足によるものが大きな原因らしい。
そんなコンテナだが、つい昨年の2021年に生誕65周年であったことを知っている人はいるだろうか。
貿易や輸送関連の職についていない人にとって、コンテナについては四角い箱で、船や鉄道によく使われる金属製の箱ということぐらいしか知らない人も多いはず。私もその一人だ。
今回はコンテナの登場により、世界に与えた影響を調べてみた。
コンテナの登場で変化したこと
1.輸送手段の規格化で輸送速度が上がった
コンテナは主に2種類(冷蔵昨日コンテナや規格オーバーサイズの物を運ぶ用コンテナは別)あるらしい。
規格化が浸透すればするほど、一つ一つのコンテナによっては非効率でも、量があることによって効率化され低コスト化することで、大幅に輸送コストが減少する。
陸地の輸送手段である「トラック」や「列車」のサイズがコンテナに合ったものになることで積み込み速度が上がり、より効率的な輸送が実現した。
また、従来は規格化されていな貨物は積替えに多大な労働力が必要であり、そこに多くの人件費がかかっていたとのこと。
ここにも規格化のメリットがでてきたいるみたいだ。
2.安全性の向上
ここでいう安全性とは、コンテナ自体が鉄でできていることに由来する堅牢性と、盗難に対する安全性である。
コンテナは、その堅牢性から高く積み上げることができたり、揺れが伴う船舶の雨風等の環境的要因や、揺れなどにも耐えられるように堅牢に作られている。
また、海上の盗難に対しては、事前にシールを貼っておき、開けるとわかるものなど様々な盗難対策が取られている。なにより、コンテナ自体の中身が外から見えないことも盗難対策の一つだろう。
中々日の目を浴びることはないが、確実に私達の生活になくてはならないモノだろう。
日々、私達が見えないところで働いている輸送関係の人々と、輸送技術の発展に貢献した人々に感謝の気持を伝えたい。
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