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アルコールと上手に付き合うには~お酒の種類と雑感~

夫婦ともにお酒が好きで、特に同業者の方との会食の場面ではワインをいただく機会が多かったです。
有名な名前のワインはびっくりする価格なので、家で飲むときは専らお財布に優しくて美味しいものを必死に選びます。
お財布に優しいものでも、チリが積もれば…脂肪が貯まる(^-^;

★ワインの健康効果…実際のところは


特に赤ワインはポリフェノールが豊富に含まれており、かつて、そのポリフェノール『レスベラトロール』はサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子や抗老化遺伝子とも呼ばれる)を活性化し、アンチエイジングに最適寿命を延ばすと一時期話題になっていたことがありました。
また、以前より、ワインを呑む人(週3杯~4杯)は呑まない人に比べて認知症、アルツハイマー症の発症が減ったり、死亡率が下がったりするとの報告もありました。

また、ワインに関する話として『フレンチパラドックス』はお聞きになられた方もいるかもしれません。
→疫学的な研究では平均飽和脂肪摂取量や血清コレステロール値が高いほど心筋梗塞死亡率高いにもかかわらず、フランス人にはあてはまらず、死亡率が低いということ。諸外国と比べてワイン、特に赤ワインの消費が多いからといわれています

ワインの健康効果は人種、気候、生活習慣(運動、喫煙、飲酒回数、食生活の詳細など)、所得差などを細かく検討する必要があると思われていますので、一概にはいえないところではないかと個人的には思います。

ですが!

もし今、呑み会に誘われたら…やっぱりワインが第一選択になりそうです♪

私の場合、歯のエナメル質が比較的薄いと歯科医師からの指摘があり、赤ワインをいただくと他の方以上に歯の表面が染まりやすい(まるでお歯黒状態!)なので、自宅でひっそりと楽しむのがほとんどです。

皆さまも赤ワインの後のお口元には…ご注意くださいね。


★最近のワインは…太りやすいかもしれない


最近のワイン(2000年以降)は天候に恵まれているのか、地球温暖化の為なのか、ブドウの完熟度が非常に高い傾向に感じられます。ワインはその糖分をもとにアルコール発酵を経て作られるため、アルコール度は昔に比べて高く、残存糖度も高めになっている印象があります。

以前は夫婦で1週間に2本、多い時は3本のワインを飲んでいたことがありました。
週2日の休肝日も設定していましたし、私たちにとってはストレス発散も兼ねた楽しい夫婦のコミュニケーションの一つなので欠かせないことではあったのですが、
いつの間にか夫婦ともに体重が3kg増えてしまったことがありました。
いや、私はそれ以上かもしれません…

夫は酔うと食べ過ぎる傾向があり、体重が増加するのは納得でしたが、私自身はそういうことはなかったので驚きました。
もちろん、加齢による基礎代謝の低下や私の場合は更年期へ向かう体の変化のことも関係してくると思いますが…
ワインの糖分はなかなか侮れない』 肝に銘じます…


★蒸留酒と醸造酒…どちらも呑みすぎに注意


ワインは醸造酒の仲間のひとつです。
醸造酒とは、酵母により原料をアルコール発酵させることで生成されるお酒です。
ワインの原料はブドウ、日本酒は米、ビールの原料は大麦麦芽(ビール大麦麦芽)ですね。
蒸留酒とは、醸造酒をさらに蒸留させて造ったお酒です。蒸気にアルコール成分があり、それを冷やすと得られるので、アルコール度数はかなり高めになります。

蒸留の過程を経るので、糖質はほぼなし、カロリーはアルコール由来によるものと考えられており、お酒の糖質の件を気にするのであれば蒸留酒を選んだ方がよいと言われる所以はそこにあります。
もっとも、焼酎を果汁やジュースなどで割ればその分糖質は入りますから注意が必要です。

尚、蒸留をして得られたとしてもアルコール自体カロリーはあります
アルコール(エタノール)カロリーは1gあたりおよそ7kcalです。
エンプティカロリーと表現されることもありますが、それは体に必要な栄養素が入っていないという意味で、アルコール自体は太らないというわけではありませんからご注意くださいね。


次は、今まで呑みすぎてしまっていた私たち夫婦が『お酒との付き合いかた』を改めて見直した結果について書いてみますね。


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