『東京都家賃等支援給付金』が、国の『家賃支援給付金』に上乗せして支給されます。

 経済産業省の家賃支援給付金の申請受付が始まったことは、昨日のnoteでご報告した通りです。
◎待ちに待った『家賃支援給付金』の申請受付が開始されました。(note)
 本日は、経済産業省の家賃支援給付金に上乗せして支給される東京都家賃等支援給付金について、ご紹介いたします。
◎「東京都家賃等支援給付金」の支給 440億円(東京都)
◎都、補正予算で中小企業などへ独自の家賃補助(新建ハウジングDIGITAL)

  東京都家賃等支援給付金中小企業、小規模事業者と個人事業者に対象を絞る方針とし、3か月分を支援します。
 法人の場合、月の賃料が75万円以内ならば国の家賃支援給付金は3分の2を給付しますが、東京都はそれに12分の1を上乗せして給付して、国と合計で家賃の4分の3を補助します。75万円超225万円以内の場合75万円に係る給付金に加え国が75万円を超過した部分に3分の1を乗じた額を支給し、東京都は75万円を超過した部分の24分の1を上乗せして、75万円超の部分について国と東京都が合わせて8分の3を補助します。
 なお、個人の場合の対象家賃および給付額は、法人の半分となります。

 東京都家賃等支援給付金は、経済産業省の家賃支援給付金の申請をすれば自動的に上乗せされて給付される訳ではなく、経済産業省の家賃支援給付金の交付決定通知書などを前提に、別途、申請手続きが必要になります。
 東京都家賃等支援給付金の申請受付の開始は7月下旬を見込んでいるとのことであり、申請要領等、詳細は今後の公表が待たれるところです。

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