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Profession(仕事の内容)

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プロセスデザインユニットの仕事内容や、各種PJTを進める上での学びや気づき・ナレッジ
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#ヘルススコア

個人の「やりたい」を実現するため、ヘルススコア仮説検証を「Will」「Can」「Must」で整理したお話し

はじめに先月、弊社のヘルススコア担当PdMが「創りたいものを創るではない!カウンターパートと協働する開発」でヘルススコア(health score)の浸透PJTについてのnoteを公開しましたが、私もデータを使った仮説検証の一部に関わっています。データアナリストでもデータサイエンティストでもないRevOpsであるCRM構築プロジェクトメンバーがデータグループと協働している目的について書きたいと思います。 ヘルススコアのおさらい仮説検証とはヘルススコアは一度作ったものを運用し

創りたいものを創るではない!カウンターパートと協働する開発

初めまして。リンクアンドモチベーションの石上です。 今回は、弊社で2019年より取り組んでいるヘルススコアの浸透PJTについて紹介できればと思います。今回は、何に取り組んだのか、その上でつまずいた点をお伝えしますので、何かのヒントになれば幸いです。 そもそもヘルススコアとは ヘルススコア(health score)とは、「顧客が自社のプロダクト利用を継続するかどうかを測る指標」のことで、主にカスタマーサクセスが運用する指標です。 分かりやすいものですと降水確率をイメージし

SaaSプロダクトのサービス提供プロセスを統合しようとしたら、「適応課題」への対応だった話

SaaSプロダクトでサービスを提供する「プロセス」は、本来は型が決まっているはず。ですが実態は、現場で微妙なカスタマイズが繰り返され、徐々に「分化」していきがちです。 弊社では、サービスの立ち上げ直後からエンタープライズ向けとSMB向けとでプロセスが分れたまま、それぞれの現場でブラッシュアップが繰り返され、ユーザーごとに最適化されたプロセスが生まれているという状況でした。しかし、このまま「分化」が進行すれば、サービスの提供クオリティのばらつきや、カスタマーサクセス(以下CS