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【ラバブルマーケティンググループ】<社長インタビュー>Japan Promotion Project、メタビズXRについて

こんにちは。ラバブルマーケティンググループ(9254)IR担当です。
今回は、「Japan Promotion Project」、「メタビズXR」について当社代表取締役社長 林 雅之(以下、林)へインタビューを行いましたのでその内容についてお伝えいたします。

詳細については、6月14日に開示した2024年10月期 第2四半期決算資料内にて掲載しております。以下のIRページよりご参照ください。


Q1:Japan Promotion Projectとはどのようなプロジェクトですか?


-Japan Promotion Projectの概要と背景

林:
「日本のあらゆる資源を海外へ向けて売っていく。そのお手伝いを我々の強みを使って行っていく」というのが概要です。

背景として、国内市場の縮小があります。日本人の人口は、13年連続で減少していて、同時に市場も縮小していくことがわかっています。一方で、日本のインバウンド市場はコロナ禍を経て急速に回復してきています。中でも現在当社が力を入れている東南アジアからのインバウンド市場規模は、2030年で1兆4,000億円と推計され、約10年で2倍以上の市場拡大が見込まれています。

今後伸びていく市場に投資をしていくということは、会社を継続的に成長させていく上で当然の考えだと思っています。

-コミュニケーションの力を活用し、世界へ向けて日本の資源を展開

日本は多くの魅力がある国であることは、世界中から認知されていますが、もっともっと世界にアピールする必要があると思っています。そこに対して、我々の強みである「コミュニケーションの力」や「SNSのノウハウ」を使って、当社グループ横断で何かできないかということに今トライしています。それがこのプロジェクトの全体像です。

顧客の対象としては、当社子会社のコムニコを中心に、グローバル展開している企業のSNSアカウントをたくさんご支援しているので、そこを強みとして生かし、日本の企業ならびに地方自治体や観光庁等を想定してビジネスを展開していきたいと思っています。

Q2:日本のあらゆる資源の中でも特に注力したいコンテンツはありますか?


-東南アジアを中心に、「食」・「観光」・「文化」・「製品/サービス」に注力

林:
まずは「食」、「観光」、「文化」、「製品・サービス」これらの4象限の中で我々ができることを一つずつトライしていきたいと思っています。

東南アジアは、距離が近いこともあり日本へリピート訪問してくれることが多い国々です。また日本食や日本のアニメ・漫画といったサブカルチャー、車・電化製品などが受け入れられていて、そういった風土もある国々だと思っています。


Q3:海外展開についてどの程度の拡大を想定していますか?


林:
最終的には国内(既存事業)と同等まで海外比率を伸ばしていきたいと思っています。国内も当然これから伸ばしていくので、同時に海外も同等の売上高を目指して伸ばしていきます。


Q4:マレーシア法人設立について、目的や背景を教えてください。


林:
先程の「Japan Promotion Project」の推進においても、東南アジア全域に対しての包括的な拠点が必要と判断しマレーシアに法人を設立しました。マレーシアの2024年第1四半期(1~3月)の実質GDPは前年同期比4.2%増と堅調で、シンガポール、タイに続いて注目されている国の一つと捉えています。

またマレーシアでは、外国資本100%保有の会社による事業活動が、多くの業種で認められていて、権利行使やリスク管理の面で安定した事業運営が行えるというメリットもあります。その他、基本的に英語が通じたり、シンガポールに近かったりと外資系の企業が参入しやすい条件が整っています。タイには2023年4月に子会社化した「DTK AD」がありますが、東南アジアの包括拠点としてマレーシアに拠点を作ることが望ましいと判断し、法人設立にいたりました。


Q5:先月リリースした「メタビズXR」について教えてください


参考:「メタビズXR」サービス開始:XR技術によるメタバース空間でマーケティングの可能性を拡大 (2024.5.20リリース)

メタバース、あるいはXRというのは、世の中にインターネットやSNSが出現し広く浸透したように、次のイノベーションを世の中に起こし得る技術であると思っています。我々がSNSをサポートし始めた2008年というのは、まだほとんどの人がSNSを利用していなかったいわゆる”黎明期”でした。それと同様に、今後新しいプラットフォームになり得るメタバース・XRに今から参入していくことが重要だと思っています。

例えば催事やイベントを開催する場合、通常は一か所に会場を設置しそこへ参加者が訪れるという流れになりますが、「メタビズXR」では、複数の場所で同時にイベントを開催することが可能で、別の場所にいる人たちが同じ空間を共有し同じ体験をすることができるようになります。

「インターネット/SNS/メタバース・XR」、これらに共通して言えることは、時間や空間を超越することだと思っています。インターネットの出現によって、距離や時間を超えて瞬時に地球の裏側にいる人とコミュニケーションができるようになったように、メタバースやXRといった技術もその延長線上にあると思っています。

今後は、日本においてもトップレベルで高いXR技術をもつABAL社と、当社が持つコミュニケーションの力を活用して、先進的なチャレンジをしようという企業に「メタビズXR」の提案を行っていきます。


ご覧いただきありがとうございました。
今後ともラバブルマーケティンググループをどうぞよろしくお願いいたします。

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