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【ラバブルマーケティンググループ(9254)】2024年10月期 第2四半期決算説明会 質疑応答公開のお知らせ

こんにちは。ラバブルマーケティンググループ(9254)IR担当です。

今回は、2024年6月14日に開催いたしました2024年10月期 第2四半期決算説明会で、投資家の皆さまから頂戴したご質問からいくつかピックアップして紹介させていただきます。

↓決算説明会の本編は以下よりご視聴ください

↓決算短信および決算説明資料は、弊社IRサイトよりご覧いただけます。

※動画内での回答を要約したものとなります。

Q 原価・販管費の未消化とありますが、これは下期の方に費用が乗ってくるという理解でよろしいでしょうか。

今回の利益好調の背景に生産性の向上も一つとしてあげられますので、未消化分を全て下期で使うわけではありません。

Q 進捗率が通期予想を越えてますが、上方修正しなかった理由は?

非常に良い進捗だと思っておりますが、この数字は売上に最も貢献する12月・3月を取り込んだ数字となりますので、下期の進捗を見ながら確定的な数字が見えた段階で、必要あれば速やかに発表させていただきます。

Q 業績の好調は来期以降も続きますか?

既存事業は順調に成長するものと見込んでおります。
新規受注件数などの数字を開示しておりますが、これが半年、1年後の売上・利益を作っていくことになりますので、そのあたりをご覧いただきご判断いただければと思います。

Q 運用支援の新規受注件数が伸びていますがこの背景を教えてください。

昨年、中小企業や地方自治体など比較的予算が少ない企業やブランドの支援を対象とした株式会社ジソウを設立いたしました。このことにより、これまで予算が合わずにサポートすることができなかった企業様を支援できるようになったこと、加えて、主力の株式会社コムニコが主にサポートしている大企業も伸びているためです。

Q ロイヤルクライアントというのはある程度固定化されたお得意様なのか、それとも比較的入れ替わりが発生するものなのでしょうか。

大手企業の場合は定期的にコンペの実施があったり、SNSの方針を変更したいとおっしゃる場合もあるので、入れ替わりが発生する場合もございますが、ある程度固定化されております。一度ご支援すると、企業理解や商品理解がどんどん深まりますし、オペレーションが安定しますので、変更するにはスイッチングコストが発生します。そのため、継続しやすい性質のビジネスであると言えます。

Q コムニコマーケティングスイートの「投稿管理」「分析」というのは具体的にどういったことができるのでしょうか。

例えば、XやFacebookなど複数のアカウントで投稿したい場合、通常はそれぞれにログインして投稿セットをすると思いますが、このツールを使うと一つのダッシュボード上で投稿のセットが可能になります。

また、担当者は通常PC上で投稿内容を考えると思いますがスマホとPCでは見え方が異なります。ユーザーはスマホでみるので、スマホでどう見えるのかが非常に重要になります。
このツールを使用すると、スマホの画面をリアルタイムに確認しながら作成できるようになっています。
また、上長の承認が得られないと投稿できないという場合でも、投稿承認機能を設定できるようになっています。

分析は、どの投稿にいいねがついたかや、どの投稿の反応が伸びなかったかなど、一つのダッシュボードで全て確認できるようになっていたり、競合やベンチマークをしている企業との比較、社内で提出するための月次レポートも作成できるようになっており、業務効率を飛躍的にアップすることができる機能です。

Q 売上の79.0%を占める「運用の支援」というのは具体的にどういったことを行うのでしょうか。

一言でいうと企業の“中の人”を当社で代行することと言えるかと思います。支援内容はお客様ごとで様々なのですが、投稿内容を考えて、作成して、投稿して、ユーザーの反応を分析して、ユーザーとやり取りをするというようなSNS運用に関わる一切をプロの立場でお手伝いしております。

Q 短尺動画メインのTikTokで最近長尺動画も伸び始めているという話も聞きます。最近X(旧 twitter)ではイイネの表示が消えました。日々刻々と変化する世の中のトレンド、SNSの仕様をどうキャッチして、どのように追従しているのでしょうか。

非常にお詳しい方からの質問ですね。本当にその通りで、プラットフォームの仕様はどんどん変わっていますし、プラットフォーム自体も変わっています。ただこれは今に始まったことではなく、創業時の2008年からずっとそうで、その変化に対応してここまでやってきました。非常に大変な作業だからこそ我々のようなプロの会社が必要とされているわけです。

弊社には専門のスタッフがおりまして、仕様変更があった場合はX社やMeta社の担当者と直接やり取りをして対応し、どこよりも早くキャッチアップできる体制が整っております。老舗であることの強み、組織であることの強みだと思っております。

Q 東南アジアでの事業展開やインバウンド需要の取り込みについて、目標とする数値(いつまでにいくら売り上げるか、拠点をどのくらい増やすかなど)はありますでしょうか。

代表の私自身がマレーシアに拠点を移しており、命懸けで伸ばしていこうと考えておりますが、売上目標や拠点の数などの具体的な目標は発表できる段階ではございません。
大きなビジョンとしては、国内と海外の売上または利益を1:1まで、最短でもっていくことを目指しております。

Q 現地採用や日本からの人材派遣など現在の動きを教えてください。

タイの会社に関しては順調に業績が伸びており、採用も一生懸命行っておりますが、それ以外の国では現状リサーチやネットワーキングが主な活動になっておりますので、人を増やすのはもう少し先と考えております。

Q 決算期を10月に変更した理由を教えてください。

広告業界は当社に限らず、3月の期末、12月の年末に売上があがりやすい傾向があります。
そうなると3月決算の場合、一番売上があがるのが期末ということになり、期末にならないと売上・利益がどれくらいでるのか予測が難しくなります。

株主の皆さまから見ても、前半の4〜6月の売上があまり立たない時期に1Qを迎えても良いのか悪いのか判断がしずらく、通期予想を達成できるのかどうかが最後にならないと分からない構造が問題だと感じていました。

そこで、売上・利益が立つ時期を前半にもってきて、利益が出れば後半に使う判断もできますし、コストのコントロールができるようになるので、決算期をこのような形に変更させていただきました。

Q 競合と優位性について教えてください

この領域はある種参入障壁が低いので、ここ数年で起業されたSNSマーケティングの会社は非常に多いです。そのような新興企業と我々のような比較的長く支援している企業が混在するというのが市場の全体感です。その中で老舗であることの強み、2008年から多数の企業をサポートしてきたノウハウ、それを教育し戦略化してきた歴史は新興では覆せないところがあると考えます。

運用支援とSaaS型の運用支援ツール、教育の3本柱がそれぞれの領域で圧倒的な存在感をもっております。
また、各プラットフォームに専門の担当者がおり、社内にいち早く情報共有できる体制が整っております。
インフルエンサーのアサインのみが強いなど特定の領域というよりも、総合的にSNSに関する領域全般をご支援できる会社はあまりないですので、そこも強みだと思っております。


たくさんのご質問をいただきありがとうございました。
引き続き、ラバブルマーケティンググループをどうぞよろしくお願いいたします。

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