生粋の韓国文学好きによる韓国文学のススメ。
こんにちは、うのです!
最近は多くの本屋さんで韓国文学のコーナーが作られて
日本語に翻訳された本もどんどん出てきて、、、
”韓国文学”がホットになってきてますよね。
韓国文学好きのうのが、イチオシの韓国の本を紹介したいと思います📚
死にたいけどトッポギは食べたい
気分変調症を持つ作家のペクセヒさんと精神科の先生のやりとりを通して自分自身を見つめていく、というエッセイです。
このエッセイの推しポイントは、
とにかく飾らない、いいところも悪いところもそのままの姿が見れて、作家さん自身が恥ずかしいと言っている部分まで包み隠さずに書いてくださっている部分かなと思います。
明るくハッピーな雰囲気のエッセイではありませんが
自分も認められずにいた自分に気づかせてくれる素敵なエッセイです。
1と2が出版されていて、2021/12には遂に2の方も翻訳されたものが出版されました!
文学を通して韓国語を勉強してみたい、という方は
ぜひ韓国語でも読んでみてくださいね。
私に無害なひと
様々な環境にいる女性が日常の中で感じているもの、見えない何かにぶつかっていく___
そんな姿を描いた短編集となっています。
作家のチェウニョンさんは、女性を主人公にしたお話しか書きません。
これまでの経験を通して感じたもどかしさや苦しさから逃げずに、現実に向き合いながら書いていらっしゃるんだな、という感想が残ります。
これを読みながら自分も気づかなかった息苦しさの原因を知ったり、こんな行動が差別になってしまうのかと気付かされたり。
多くの気づきとの出会いとともに、自分の知っている世界はちっぽけなものなんだと。
ショックとともに、知らない世界がこんなに広がっているのかとどこか好奇心を刺激される。そんな本でした。
決してライトな本ではありませんが、多くの方に手に取って欲しいなと思う本の一つです。
日本語に翻訳されたものもあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
言葉の温度
日常の些細な瞬間から、言葉の暖かさや力を感じることができると伝えてくれるベストセラーエッセイです。
言葉というものは多くの人にとってあまりにも当たり前なので、じっくりと考える機会はあまりないかもしれません。
この本では作家さんの経験を通して言葉というものの暖かさや力に触れられます。
イギジュさんは日本の文化にも触れる機会が多い方なのか、日本の本や映画の話も出てくるので私たち日本人はどこか親近感が生まれると思います。
作家さんが言葉への知識も深い方だからなのか、
韓国語の本は少し難しい言い回しも多いように感じました。
韓国語中急レベルぐらいまでの方は、日本語版から読んでみることをオススメします!
さいごに
三冊の韓国の本を紹介してみましたが、いかがでしたか??
これまで韓国文学に触れたことがなかった皆さんも、
これを機に気になったものを手に取ってみてください!
新たな世界が待っているかもしれません😌
以上、うのでした〜
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