(見た記録)マンスリーおしみんまるSHOW(2/25)
2021年から「マンスリーおしみんまるSHOW」となった押見さんの月例ライブ。1月は企画回で、今回2月はネタ回。ライブ用のロゴが作られていました。シンプルだけどおしゃれで好きです。前売は5枚(実際来たのは4人)売れたそうなんですが、それを知ったのが直前ということで動揺しまくりとのこと。ネタは新ネタ6本。
前半
1本目。
話の展開が思っていなかった方向で好きでした。どんな話になるのか、ドキドキしながら待っている時間もよくて、そこから目を閉じる下りで笑ってしまった。こういう役が本当に上手いなーと。それから一気にボルテージ上げていくところとか、それからまた一度下げていって、どんどん狂っていくところ、(毎回言っているのですが)構成が良すぎる。
2本目。
ついに相方を見つけた押見さん(自分自身)。ピンのコントとして色々な形に挑戦してるのがこのライブを追いかけていて楽しいところでもあります。形を決めないスタイルがいつまで続くのか分かりませんが、実はとても凄いこと(で、きっと大変)をしていて、押見さんの中にあるはずであろう、各ネタのテーマを聞いてみたくなります。
3本目。
今日初めてのサラリーマンじゃないコント。設定が絶妙。2人の間に挟まれて、というコント、前もあったと思いますが、大体どちらも狂っていて面白い。普通に笑って見てしまっていましたが、押見さんの演技技術点の高さをじわじわと感じます。今日の6本の中では個人的に一番好きでした。
幕間。
しずる村上さんの感想が、同業者であり、書き手として押見さんの気持ちが分からないという話。こういった話が聞けるという意味でも毎回村上さんが見届けているというシステム、とても良いなと思います。村上さんもネタの書き方とか構造とかを分析したりするのが好きな様にお見受けしているので、犬の心時代とのネタ比較の話をさらっとしてくれたりするのが結構楽しみです。
後半
4本目。
今日はたくさん高橋さんに会える日。高橋ユニバース展開。「心臓が右にある」だけで1本のコントになるのを見ていると、「そういえば犬の心ってシュールって呼ばれてたな」などと思い出してきます。何故か厚着(厚木?)。結構サラッと言っていましたが、「パンダだと思ったら犬だった」喩えが大好きでした。
5本目。
またまた嬉しい高橋さん。流れでみるととんでもない目に合ってる。押見さんのネタ、人間関係が冷静にめちゃくちゃになっていくのが好みなんだな、と今更思いました。テンション上がりまくってる狂ってる人も、静かに狂ってる人もいるのが良い。
6本目。
ただ6本ネタをやるというだけでなく、1本目と6本目を関連させたりだとか、高橋ユニバースだとか、6本通して見せることの意味付けをしっかりしていて、ライブに対する拘りを感じられて良いライブだったなーと思います。オチが本当に最高。
全て終わってから最後にトーク。6本全て新ネタで、ネタが不安だから大きい声を出してしまったと。一人の場合はネタをしっかり台本にしたり、練習もあまりしていないと仰ってましたが、それだとしたら尺計算がすごい、と見る側からすると思います。
そしてYouTubeの登録者数は微減。サックスは順調そうな感じです。そして村上さんはドラムを始めたとのこと。バンド展開も楽しみです。
毎回とても良いライブだと思うのですが、今回は特に平日の夕方で、配信もあるのが大変ありがたいことだと思いつつも、もう少し配信期間が長ければなーというわがままな願望もあります。次は休日の夕方。凄いハイペースな気がしてます。
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