僕は僕を騙して都合のいいようにする
憂鬱さを誤魔化して与えられたものを片付ける
それだけ ただそれだけいい

肉塊と花

くっそ美味いカステラ貰ったから
死んだ××の写真の前に置いてきた。
カステラ好きかわかんないけど。
カステラ置いてたら葬式を思い出した。
固まった肉塊を家に置いておく
意味がわかんなかった
腐らないように冷やして時間を稼いでた
心の整理のための時間でもあるのだろうけど
僕より可哀想なのは目の前で寝ている××なのに
何より早く楽にしてあげたくて
もう心は居ないのかもしれないけれど
だからって身体を好

ゆりかご

この前ふと床で寝たいと思ったことがあって。
よくわかんないけどとにかく床で寝たかった。
ベッドの安心感とか快適な感じが
どことなく不快で。
心が気持ち悪かった。
床で寝たら何か言われるかなと思ってたけど
なんにも言われなくてちょっとほっとした。
僕の耳に入ってないだけなんだろうけどね
マット敷いたらって言われたけど
それじゃ意味無い気がした
硬い床が僕に現実を見せてくるような
そんな感じが好きなん

がんばります。

僕には自由がないのかな

自由だよとされている自由ではない世界で
もがき苦しんで死ぬのか

お部屋だって僕の好みにはできなくて
服だって否定されて捨てられて
体すら傷つけることも許されず
ずっと型の中にいるんだ
型を破っても破っても
そこには自由なんてなくて
地平線の先には見えない壁があって
1つ型を破る度に僕の心はボロボロになっていく
いつかは割れてしまいそう
割れてもなお僕には死ねる勇気なんて

僕の好きな物は世界では嫌われてるものが多くて、いつも誰かに見られてやめた方がいいよと言われる。好きなものを自分のお金で買っただけなのに文化とか習わしを理由に世間から蔑まれた目で見られるからと捨てられる。僕は君のアクセサリーじゃない。ぼくは好きなものに囲まれていたいだけなのに

証明

僕が大切にしてるものの価値って
自分にしか分からなくて
他人から見れば物としての価値しかない
僕は思い出があるから大切で価値があると思うけど
他人からしたら人の思い出に価値なんてないし
物としての価値になってしまうんだろうな
僕が死んだら
物としての価値しかなくなってゴミになるのかな
この子たちのお墓はゴミ箱だ
それもそれで悲しいな
思い出が消えるのか