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ハロー効果

先生って聞くだけで正しい事を言いそう。

社長って聞くだけで成功してそう。

泥棒って聞くだけで風呂敷担いでそう。


ハロー効果
相手を評価する際に、その人の特徴に引っ張られて他の特徴についても同様の評価をしてしまう現象のこと。


例えば肩書き。

その人が「博士」だと聞くと、とても賢く感じ、専門外の分野だとしても何となく正しい事を言ってる気がします。

また、その人が「住職」だと聞くと、何だか徳の高い事を言いそうですよね。

すぐ除霊とかしそうだしね。


他にも見た目。

その人が「金髪」だとヤンチャしてそうに感じます。

その人が「顔面ピアスだらけ」だとパンクロッカーなのかなと感じます。

いつもバナナ持ってたらゴリラかなって思いますよね。


最初に感じた印象や、聞いた肩書き、外見的な特徴。

そういったモノから、その人の内面的な部分まで捉えた気になってしまう。

こういった認知バイアスの事を「ハロー効果」と言います。


ちなみに「ハロー効果」のハローは挨拶のHELLOではなく、HALOと書きます。

神様とか天使とか頭の後ろとか上に輪っかがあるでしょ?あれです。

後光的なのもひっくるめてハローと言います。あれです。


この「ハロー効果」で、僕が最も重要視している部分は「外見が良ければ、信頼され易い」という所です。

逆もまた然り、「外見が悪いと、信頼され難い」という事です。

良い印象から肯定的な方向にも、悪い印象から否定的な方向にも繋がってしまう訳です。


良く思われたかったら良い格好をする。

つまり「自分の印象は自分で決める事ができる」という事です。




人に「どう思われているか」を気にしている人は、人に「どう思わせたいか」を意識する所から初めてはいかがでしょうか。

そんな「ハロー効果」のお話でした。

サポートして頂いた方の事は一生忘れません。 靴ぐらいなら喜んで舐めます。