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また?

またもイギリス野郎にやられました・・・(ごめん、大半のイギリス紳士)
そいつはitalkiという言語交換サイトで知り合って何回かサイト内メールのやり取りをしたあと、スカイプ(またかよって思ってます?w)で話すようになりました。

そいつは「自分は双極性障害である。極貧の子供時代を過ごし、親がいなかったので長男の自分がまだ赤ん坊の兄弟たちとアルツハイマーの祖母を養ってきた。9歳から年齢を12歳と偽って働いてきた。おむつの替え方は近所の人に教えてもらった。」等など、語りました。

その時点で私は「自分が双極性障害」とは伝えてなかったので、「何たる偶然!」とぐっと親近感が湧きました。

そして、橋の上で精神を病んでいた母親が車に飛び込んで亡くなったとか、みんなの食事の世話が大変だとか・・・(でしょうね)

なんだか悲惨なんですよ~(あれが作り話ならホントにすごい!)

今思うとそれが手だったのね~~~(何度も話して慣れちゃってたのかなぁ)

実際はもっと若かった(んなことどーでもいー!)

そして「実は何度か日本には行っていて、日本が大好き。いずれ日本に住みたいからある日本女性と婚約している」(ほぉ・・・)

「しかし、彼女は同じ家にいる家族とメールで連絡を取っている。おかしいと思わないか?」(うん、そりゃおかしいね)

「このやり取りを見てくれ」(何かのSNSのやり取りを見せられ、内容は忘れたけど、なんだか明らかに彼女の文面がおかしい・・・「この頃彼女の態度に嫌気がさしてきた」

「君の方が言う事が知的で魅力的だ。この婚約は破棄したい。日本が大好きなので日本に永住したい。」

「ついては今犬の訓練施設を経営しているんだが、仕事を辞めて日本に渡航するためにGBP30,000(約¥4,500,000)かかる。いくらか融通してもらえないか?」

普通思いますよね。「おかしー!!」って・・・
でもこちとら「激躁」だから・・・
熱に浮かされたようにま~た送金しちゃいましたよ。
¥2,000,000

これはPayPalだったので、メアドさえ分かってれば送金できちゃいました。



はぁ~・・・_| ̄|○
もう自分でも理解できません。
病気のなせる技です・・・


良く解釈すれば、そんな気の毒な幼少期を過ごした男性にいたく同情しちゃったんですねぇ。
詐欺会社とまだ気づかなかったPWR TRADEにすらこの犬訓練オトコに「GBP3000送ってやってくれ」って頼んでました。

もーやる事が支離滅裂・・・
GBP3000って一桁間違えてるし・・・
そんなに犬オトコに分けてやったら自分の運用資金が殆ど残らないってのに。

それからほどなくして、PWR TRADE  の詐欺が発覚し、
他にも前述した宝石、不動産、情報商材など全て不発に終わり
いよいよ手持ちのお金が底をついてきました。

実際に買ったものはもっと豪華な一点物

買ったばかりの宝石(5点、総額¥1500万)も売らなくてはならなくなり、その宝石屋さんに持ち込むと「うちは買取屋じゃないんで・・・」と態度は一転、冷たく断られました。

それではと、地元の買取屋に持っていくと「これは良すぎて、うちでは扱えません」と意味不明な事を言われ、やむなく銀座まで出向いて全国的に有名な買取屋さんに買い取ってもらいました。

激うつ状態で銀座まで行くのはホントにシンドかったです。
でもこの時は不動産の件で¥700万の損害賠償を請求されていたから仕方がなかったんです。

鉛のように重たい心と身体を引きずって行きました。

銀座の買取屋さんは後日クッキーの詰め合わせを送ってきました。(いらんよ?そんなもん。だったら¥1000でも高く買い取ってくれ)
きっと買いたたかれたんだなぁとぼんやり思いました。

ムダとは思いつつも一縷の望みを託して犬オトコにメールしました。
「色々あって今は私は破産寸前だ。貸したお金を返してくれ・・・」
当然返事は無し。
恐らくは捨てアドだったんでしょう。

またもや無気力の生活が始まりました。
寝逃げ」の毎日です。

家族を送り出しては寝、帰ってくる頃起きて夕飯を作る。ゾンビ飯



まとめ

何とか借金は返し終わりました。
今は通院も3か月に1度と減り、処方薬もずーっと変わっていません。
自分で躁うつの波がわかってコントロールできるようになってきました。

もう2度とあんな思いはごめんです。

ここまで駄文を読んで頂き本当にありがとうございます。

ところで
世の中には自分よりもまだまだ恵まれない人々や子供たちがいる事を教員時代に知り、ささやかながら寄付をさせて頂いています。

子供は社会の宝だから・・・

いつの間にか日本は幸福度の低い国になってしまい、大人も辛いですよね。

もし、少しの優しさを他者に向ける事ができたならどんなにすばらしいでしょう。偽善ぽいですか?^^;

確かに少額の寄付金の行方も気にはなりますが・・・

少なくとも「カタリバ」は確定申告用の書類を送ってきます。

どうぞ、世の中の善人たちに良い事がありますように・・・
悪人は懲らしめてください・・・

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