見出し画像

「Olivia Rodrigo」の音楽で英語を学ぼう! 英語学習におすすめのアーティストたち Part2

みなさんこんにちは、篠田長次郎です!今回も一緒に英語で音楽を学んでいきましょう!


と言ってもまだ第2回目ですが、自分でこの記事を書いていてすごく楽しかったんですよね。自分にとってもいい勉強になるし、そのアーティストの心情を読み解くこともできます!

前回は、Carpentersの代表曲である「Yesterday Once More」と「Sing」をピックアップして記事を書きましたが、今回は2021年、令和のこの時代にバズってるアーティスト、Olivia Rodrigoの代表曲を選んでいきます!

(時代のギャップありすぎとか言わないでくださいね笑)


画像1



以前、アルバム紹介の方でも、彼女のプロフィールだったり代表曲だったりを書いたので、一緒に見てくれると、より、彼女が曲に込めた思いだったりを紐解けると思いますので良かったら見ていってください!


彼女の曲の特徴としては、「失恋」をテーマにした曲が多く、10代のナイーブな心情だったり、自信が経験したリアルな視点を赤裸々に歌詞に落とし込んだのが特徴です!


まずはこちらの曲から!


「drivers license」

アメリカで恐ろしいほどバズっている、落ち着いたメロウなナンバーです!
タイトルは運転免許という意味です!

歌詞がストーリー調になっており、歌詞を見るだけでその情景が見えてくるようです!



まずはAメロから見ていきましょう!


I got my driver's license last week
Just like we always talked about
'Cause you were so excited for me
To finally drive up to your house
But today I drove through the suburbs
Crying 'cause you weren't around
先週、免許証をとったの 
私たち話してたでしょ
あなたはすごく私に期待してた 
僕の家に車で来てくれたらなって
でも今日は郊外を泣きながら運転してた 
だってあなたがそばにいないから

ここで、見慣れない単語だったりをピックアップしていきましょう。



Just like → 同じように
Cause → Becauseの省略スラング。「カズ」「コズ」と発音すればOK!
drive up → 車である場所にやってくる
suburb → 郊外


次に歌詞をピックアップしていきます。

I got my driver's license last week → 先週私は私の運転免許を取りに行きました。

日本語でこんなように歌っている人なんていないですよね(笑)
そう、英語は(特に英語の歌詞は)ニュアンスでなんとなく、こんなことがいいたいんだなー、が伝わればいいのです!

なので、

I got my driver's license last week → 先週、免許証をとったの 

会話調に頭で変換していきましょう! 

次の文です!

And you’re probably with that blonde girl who always made me doubt
She’s so much older than me
She’s everything I’m insecure about
Yeah, today I drove through the suburbs
‘Cause how could I ever love someone else?
あなたはおそらくといつも私を疑わせたそのブロンドの女の子と一緒にいる
彼女は私よりもずっと年上
彼女は私が不安に思っているすべて
今日は郊外をドライブしてきたの
どうやって他の人を愛せばいいの?

 probably→ 多分
(多分の強さ順:maybe(んー、多分) probably(多分ね!) definitely(絶対に!)
blonde→ 金色っぽい色
doubt→疑う
insecure→安全ではない(secureが「安全な」という形容詞ですが、inが入ることにより、単語に対して否定的な意味になるんですね)
ever→これまで、いつでもという意味の助動詞


you’re with blonde girl→ あなたはその金髪の女の子と一緒にいます。
you’re probably with that blonde girl→ あなたは多分その金髪の女の子と一緒に、、(thatは用法がたくさんありますが、「あの」って意味以外特に訳さないと思ってもいいかもしれません笑)
助動詞だったりを省いて分解していくと面白いですね!


made me doubtは、過去形+主語+動詞 で、私を騙すようにしたと訳します。少し変ですが、意味は通ります。(おそらく日本語ではあまりない表現の仕方なのでしょう)





続いてサビです。

And I know we weren’t perfect but I’ve never felt this way for no one
And I just can’t imagine how you could be so okay now that I’m gone
Guess you didn’t mean what you wrote in that song about me
‘Cause you said forever, now I drive alone past your street
私たちは完璧ではなかった
でも私は誰にもこんな風に感じたことはないの
そして私には想像もつかない 私がいなくなった今、あなたはなんで大丈夫なの?
私のことを歌ったのは本心ではないと思ってよ
あなたが永遠と言ったから 今は一人で運転して あなたの通りを通り過ぎる

mean → 意味する
past → 過ぎ去った(形容詞)過去(名刺)


サビは韻文になっているので、聞いていて気持ちいいですね!
例: about me(アバウトミー(aauoi-)  your street(ユアストリート(uauoi-)


you could be so okay の could beは、〜な状態になる。
you could be so okayは、立ち直った状態になると言った意味でしょう。(Okayは状態がいいという意味にもなります。)


And all my friends are tired
Of hearing how much I miss you, but
I kinda feel sorry for them
‘Cause they’ll never know you the way that I do, yeah
Today I drove through the suburbs
and pictured I was driving home to you
そして私の友人はみんな呆れている
あなたがいなくて寂しいと思っていることを聞いて
少し申し訳ないと思う
私がしてきたこと 皆あなたを知らないだろうし
今日は郊外をドライブした
それから私はあなたの家に車で帰るところを想像してみたの

kinda → ちょっと
pictured → 想像した(想像するの過去形)

I kinda feel sorry for them

Today I drove through the suburbs and pictured I was driving home to you
の歌詞は、和訳を見るととても切ないですね、、、

この後は先ほどのサビを繰り返します。


And I know we weren’t perfect but I’ve never felt this way for no one
And I just can’t imagine how you could be so okay now that I’m gone
Guess you didn’t mean what you wrote in that song about me
‘Cause you said forever, now I drive alone past your street



そしてラストパートへ。

Red lights, stop signs
I still see your face in the white cars, front yards
Can’t drive past the places we used to go to
‘Cause I still fuckin’ love you, babe (Ooh, ooh-ooh, ooh, ooh-ooh)
Sidewalks we crossed
I still hear your voice in the traffic, we’re laughing
Over all the noise
God, I’m so blue, know we’re through
But I still fuckin’ love you, babe (Ooh, ooh-ooh, ooh, ooh-ooh)
赤信号 止まれの看板
白い車や前庭にあなたの顔が見える
昔通っていた場所を車で通れない
だってまだあなたが好きだから
横断した歩道
渋滞の中でもあなたの声が聞こえてきて 笑って
雑音を超えて
神様、私はとても青い、私たちはスルーされていることを知っている
でもまだ愛してるよ、ベイビー

used to do → 昔は~したものだ
through → 使って、通じて、スルーする
Still → まだ



Red lights, stop signsと、名詞がただ並んでいますが、日本の曲にも名詞だけ並んでいる歌詞、普通にありますよね。それと同じです。Sidewalks we crossedも同様に、Sidewalksは名詞、we crossedは第一文系(S+V)です。

God, I’m so blue, know we’re through

Knowの前に動詞なくない?と思うかもしれませんが、こちらもただ省略しているだけでしょう。(多分)

そして、、

But I still fuckin’ love you, babe

彼女の複雑な気持ちがこの一文にこもっていますね!このfuckinは、怒りの感情なのか、それとも諦めきれず、心のそこから愛している のか。










では、もう一曲いってみましょう!


good 4 u


こちらはかなりアップテンポで、爽快なポップナンバーです!
タイトルはそのままグッドフォーユーと読むのですが、この書き方はスラングだと思ってもらえればいいです。

曲名の意味は、「よかったね!」


では、歌詞を見てみましょう!


(Ah)
Well, good for you, I guess you moved on really easily
You found a new girl and it only took a couple weeks
Remember when you said that you wanted to give me the world?
(Ah-ah-ah-ah)
And good for you, I guess that you’ve been workin’ on yourself
I guess that therapist I found for you, she really helped
Now you can be a better man for your brand new girl
そう、良かったわね 楽に次のに進める
あなたは新しい女の子を見つけて わずか2週間で
私に世界をくれると言ったのを覚えてる?
あーあーあー
そして良かったね あなたは自分のために努力してきたんでしょうね
私が見つけたセラピストが助けてくれたんだわ
新しい彼女のために もっといい男になるのね

therapist → セラピスト

(Aメロはあまり難しい単語はなかったですね)


冒頭の(Ah)の声がめちゃくちゃ綺麗ですよね!
しかし、歌パートの冒頭のwellがどうしても聞き取れない。口ずさもうとしても間に合わない、、、

と思った方は大丈夫です。このwellは英語で「そう」、とか「えーと」とかそう言った意味です。

英語の授業で言葉が詰まったら、Ah〜ではなくWell〜が好ましいです!

took a couple weeksは「2週間かかりました。」という意味です。
恋愛がテーマの曲なので、coupleはリア中のカップルの意味だと思ってしまいますが、2、3個の、2、3人の、2、3日ほどのような使い方をします。tookはtakeの過去形で「時間をとる」という意味です。


ではサビです!

Well, good for you
You look happy and healthy, not me
If you ever cared to ask
Good for you
You’re doin’ great out there without me, baby
God, I wish that I could do that
I’ve lost my mind, I’ve spent the night
Cryin’ on the floor of my bathroom
But you’re so unaffected, I really don’t get it
But I guess good for you
それは良かった
あなたは幸せそうで健康そう 私とは違う
もしあなたが聞くことを気にしたなら
よかったね
私がいなくてもあなたは立派にやっているね ベイビー
神様 私もそうありたいと思ってる
気が変になって一晩過ごしてしまった
バスルームの床で泣いていた
でもあなたは平然としている 私には理解できない
でも、あなたにとってはいいことだと思うわ

cared → 気にした
spent → 過ごした、費やした
unaffected → 影響を受けなかった(affectが影響するという動詞です)


前提条件が元恋人の浮気に対して皮肉を込めて「良かったね」と突き飛ばす曲です。かなりフッきれていますね!


You’re doin’ great out there without me の out there は、2つ意味があります。
①「外に」「屋外に」
②「世の中には」

ただ、こちらの2つには該当しておらず、「新しい環境で」「新しいパートナーと」と、①に近い比喩表現を混ぜているのでしょう。

I really don’t get itと、reallyを助動詞として使うのは、drivers licenceのfuckinと似たような使い方と意味です。



Well, good for you, I guess you’re gettin’ everything you want 
You bought a new car and your career’s really takin’ off 
It’s like we never even happened
Baby, what the fuck is up with that? 
And good for you, it’s like you never even met me
Remember when you swore to God I was the only
Person who ever got you? Well, screw that, and screw you
You will never have to hurt the way you know that I do
良かったわね 欲しいものは何でも手に入るんだろうね
新しい車も買ったし キャリアも順調よね
私たちには何もなかったかのように
ベイビー 一体どうしたの?
あなたにとってはいいことだけど、私には会ったこともないようなもの
あなたが神に誓ったのは、私だけだったことを思い出して
あなたを捕まえた人?そんなことはどうでもいいし あなたもどうでもいい!
あなたは私が知っているような傷を負うことはないでしょう

bought → 買った(buy(買う)の過去形はedをつけない変化の仕方をしますね!
swore → 誓った(swearが(神に)誓うという意味。それの過去形)
screw → スクリュー、ねじ込む(ここでの使い方は下で解説)
hurt → 傷つく


your career’s really takin’ off → あなたのキャリア(人生の経歴)はとっても離陸していますね。    、、、これだと変ですよね。

taking off は離陸っていう意味で有名ですが、上昇する=向上する というイメージを持たせることができ、キャリアも順調よね と訳すことができます!

「screw you」または「screw up」は、日常会話ではよう使われるみたいですね。意味は、「~を失敗させる」「~をめちゃくちゃにする」。

ここでは、彼女の頭の中で新しい恋びとに対して「思い出したくない!頭の中かから離れないからめちゃくちゃになりたい!」という表現だと思います!

そしてサビは同じです!

Well, good for you
You look happy and healthy, not me
If you ever cared to ask
Good for you
You’re doin’ great out there without me, baby
God, I wish that I could do that
I’ve lost my mind, I’ve spent the night
Cryin’ on the floor of my bathroom
But you’re so unaffected, I really don’t get it
But I guess good for you


そしてベース音の効いたラストパートへ。

Maybe I’m too emotional
But your apathy’s like a wound in salt
Maybe I’m too emotional
Or maybe you never cared at all
Maybe I’m too emotional
Your apathy is like a wound in salt
Maybe I’m too emotional
Or maybe you never cared at all
でもあなたの無関心は塩の傷のようなもの
多分だけど感情的になりすぎたのかもしれない
あなたは何も気にしていないのかもしれない
感情的になりすぎたのかもしれない
あなたの無関心は塩の傷のようなもの
多分だけど感情的になりすぎたのかもしれない
あなたは何も気にしていないのかもしれない

apathy → 無関心(ここでは複数形のSをつけています。「無関心な数多くの出来事」は数えられる可算名詞ですね。)
emotional → 感情に動かされやすい、感情的な


too が、形容詞の前にくると、「〜しすぎる」と、意味を強調できます。

(例)Olivia Rodrigo is too young! (オリヴィアちゃん若すぎぃ!)
(例)This lyrics is too pitiful(この曲の歌詞切なすぎぃ!)

Well, good for you
You look happy and healthy, not me
If you ever cared to ask
Good for you
You’re doin’ great out there without me, baby
God, I wish that I could do that
I’ve lost my mind, I’ve spent the night
Cryin’ on the floor of my bathroom
But you’re so unaffected, I really don’t get it
But I guess good for you
Well, good for you, I guess you moved on really easily
そう よかったわね あなたは簡単に前に進めた

ロックに歌い上げ、消えるように演奏停止するギターでカッコよく締め括ります。






画像2


これからもペースを上げて記事を書いていきますのでみなさん楽しみにしていてください!最後まで読んでいただきありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?