見出し画像

1/4佐賀発上陸。1/5山口再来

うぁあああ!!!!吉野ヶ里遺跡!!教科書の3×3センチのモノクロ写真で見たことしかないなんて、なんの為の勉強!?わたしは絶対見たい。

、、と言う激アツの想いをもって、吉野ケ里公園で電車降りて、もう小走りですよ。家の屋根のあいだから、やぐらの一端が見え、さらに走る。あれはあれはあれは!!

画像1

教科書まんまの物見櫓。あと、公園はディズニーランド3個分の広さで、全てが環濠集落。堀と杭でぐるぐるに囲まれてある。最高に贅沢な遺跡。こんな規模でお金かけて修復再現されてて、跡もたっぷり。ヤラセなし。

もう竪穴式住居跡なんざありすぎて慣れる。慣れてきたら、住んでる気持ちになる。シンボルツリーが町中広場にあり、雑木林にかこまれて、墳丘墓の丘の枯れ草金色と、冬のすんだ青空がいいかんじに…けもの道もいばらもなく草をかきわければ桃源郷かこれ。

画像5

堪能した。染み込ませ尽くした、身体に。弥生時代を。人生に環濠集落のレイヤーが増えた。

昼飯は、ここでくわないつ食う?古代貝汁御膳。極めつけのメイン、ムツゴロウの素揚げ。

画像2

味は子持ちししゃも。はー。

食べてえいんか、これ。なんかそこはかとなく後ろめたいんですけど

バスに乗れ!さあ今から一気に南国宮崎の青島!ヘボれない過密スケジュール。路線バスのりつぎする旅の、私となんの関わりもないたくさんの他人たちの日常の流れにつかる感じ。

画像7

窓からずっと2度と降りない街の道路やチェーンのショッピングモール見てた。目だけで暮らしを疑似体験したと思えるぐらい熱中して。

青島ー。ハワイ感ある!道や建物がだだっ広くて、メインストリート以外は街灯たりなくて、暗がりばかりで。近そうでたどりつけないすぐそこのホテルまでたらたら歩いていく気分とか。ネオンちかちか、ザ・ホテル。

朝は!さらにハワイ感!寒いけど、湿気がゆるゆる。純さんに朝イチ再会だ。

画像3

久々に会えてワクワクする。純さんという人は人をワクワクさせる力がある。いっぱい笑ろた。あああ。逢えてよかった。ほんとに良かった。なんも変わってなかったね

漁に行く純さんにバイバイして霧島へ。

島バアやん。

レンタカー屋さんに迎えにきてもらう。事務所には大量の、それはそれは大量のトロフィー。セダン、とかある。なんの大会かときけば、車のドレスアップだという。個性しかない。いやしかしわたしは行かねばならん。話聞きたすぎる。けど

画像8

湯之谷温泉。天国があった。地上に。源泉かけ流し。低温の炭酸風呂は体をしずめると、ふわふわしゅわしゅわと肌をつつまれる。あたたかいほうも白くにごっていて、じわじわ体を溶かしにくる。2時間。2時間ですよ、おばあちゃんたちの霧島弁をかけ湯のように浴びながら。ふやけすぎて、体の一部をほんまに溶け無くした気がするわ。

時間がなくなり、道路沿いのサラリーマンがたむろっとるラーメン屋にバッとはいり、煮玉子キャベツラーメンとかゆうものを食べた。店員さんやさし。あ、九州でやっとラーメン食べた、私。

画像4

で、駅かえるやろ、車かえしたやろ、さくらさくら、で、一気に新山口。

一日凄すぎるやろ。

太郎が迎えに来てくれたわ。

夜は洞春寺やわ。泉さんぶんちゃん、また来たよ!バカ話と、サイコ映画「バニー・レークは行方不明」に震える。部屋に帰るときの、漆黒の闇の寺。懐かしい。去年一週間くらい住んでたもんな。

画像6

朝散歩して、今年も、良い年になりますな、これ。吉川さんおはよう、やわ。

こっから島根の浜田や江津の海にみとれながら、一路、隠岐へと帰島したのでした。

おつかれ。

いつも見て頂いてありがとうございます。サポート頂いたお金がもしたまったら、マンガの本をつくります。