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今年初の真夏日予報!めちゃくちゃいい汗かきました!【LIXIL住宅研究所「花咲く森プロジェクト」〜今回は植樹~】

こんにちは!LIXIL住宅研究所 note編集部です。
突然ですが、皆さんは木や森は好きですか?私の自宅の裏には山があって、桜や大きな栗の木があり、春夏秋冬、毎日森を眺めつつ、ときには森の実りをいただきつつ、楽しんでいます!

さて今回は、私たちLIXIL住宅研究所が2016年から山梨県で定期的に行っている「森林整備のボランティア活動〜花咲く森プロジェクト~」について、直近の活動とともに皆さんにご紹介したいと思います!

「花咲く森プロジェクト」ってなに?

私たちLIXIL住宅研究所は、2016年から山梨県上野原市と協定を結び、市が管理を委託されている森林の整備活動を継続的にお手伝いしています。きっかけは、もちろん環境問題が背景にはありますが、私たちが「木造住宅を扱う会社」だから。

当社は2008年にそれまでバラバラだった住宅FCのグループ会社が一つにまとまり、今のカタチになりました。それと同時に「環境」への取り組みを積極的に推進してきました。会社の環境活動を戦略的に進めるため、環境関連の専門部署を立ち上げ、国際標準規格である環境ISO(ISO14001)を認証するなど、継続的に環境活動に取り組んできました。

2014年ころ、社内の環境意識のさらなる向上のため、何かできることはないか?となり、専門部署のメンバーが検討をスタートしました。
そもそも当社は全国に木造住宅を提供していながら、東京に本部があるFC事業を展開する会社であることから、直接的に木と関わることが多くありませんでした。そこで、植樹や間伐などの森林整備などのボランティア活動施策を検討。最終的にNPO法人にご協力いただき、上野原市と森林整備に関する協定を締結することとなりました。

現在では、年2回、春と秋にNPO法人と上野原市、森林組合の皆さまにご協力いただき、定期的に森林整備活動を実施しています。

2016年からこれまで計12回、植樹や間伐など、春の活動は新入社員研修の一環としても実施

2020年から21年にかけては、新型コロナウイルスの影響から春の開催は中止し、秋に新入社員研修の一環として少人数で開催し続けるなど、何とかここまで継続して実施してきています。
「花咲く森プロジェクト」でこれまで取り組んできた作業について、少しご紹介します。

▶植樹

これまで一番多く取り組んできたのは「植樹」です。市側の希望を踏まえ、四季を楽しめる山として環境整備することとなり、春を楽しむカワヅザクラ、シダレザクラ、秋を楽しむモミジの植樹を行っています。

過去12回実施のうち、これまで5回植樹を実施し、約230本を超える植樹を行ってきました。ただ、残念ながらこれまで植樹したサクラが咲いているのは見たことが無いんです。じつは時期的な問題があり、植樹はいつもサクラが散った後に行っているからです。来年こそは自分たちが植えた木からきれいにサクラが咲いたか見に行きたいと考えています。

▶下草刈り・維持管理

その次に多いのが、下草刈りです。せっかく植えた木々も多くの雑草に覆われると成長が遅くなったり、枯れてしまうこともあります。通常であれば草刈機(刈払機)でやった方が早いのですが、ボランティア活動であること、人数が多く、そこまで機械を用意できないことなどから鎌で草刈りをしています。

これがまたしんどいんです!春と秋の実施とはいえ、天気が良くなると30℃を超す日もありますし、山の斜面を中腰で作業しなければなりません。弦や雑草の種が服にくっつくし、草でチクチクするし…笑
正直、一番しんどい作業ですが、一番充実感のある作業でもあります!やった結果がはっきりわかりますし、いい汗もかけるので!

▶遊歩道整備

遊歩道の整備もやっています。私たちが整備させていただいている場所は、市内山林の南側斜面で、すごく景色の良いところです!私たちが参画する前から市と住民の皆さんとで花桃を植えたりして、住民や観光客の方が楽しめる花の森への整備を進めていました。
そんな花の森を近くで見られるよう、整備地内に遊歩道の整備も行っています。

▶間伐体験

私たちが整備している地区の区長さんが持つ山をお借りし、間伐体験も実施しています。
間伐の目的、作業内容などのレクチャーの後、実際にチームを組んで、木を伐り倒していくのですが…、皆さん間伐体験したことありますか?これはなかなかできない体験です!20mを超える木が、バキバキ音をたてながら計算通りの方向へ倒れていく、何とも言えない爽快感と達成感があるんです!普通にサラリーマンとして生活している中で「木を伐り倒す」なんてことは経験したことがないので、すごく感動しました!

ただ、作業的にはこれも厳しいですね。斜面の中で木にロープを張り、幹に切り込みを入れ、狙った方向に倒す。倒した後は枝打ちし、玉切りにして搬出…かなりの重労働です!特に我々の活動ではチェーンソーは使用せず、ノコギリを使って切るので翌日筋肉痛は確定です!

▶原木市場・加工場見学

わたしたちが普段扱っている木がどのように市場に流れていくのか?知識として知ってはいても実際の流れを知る人は私たちの会社内でも多くありませんでした。そこで、森林組合にご協力いただき、伐採された木がどのように市場に出ていくのか、原木市場と木材の加工場の見学も行いました。

樹種や太さ、節の有無、形状などで細かく使用用途が分かれ、それに対する市場価格もそれぞれ細かく分かれているのを初めて知りました。木材もただ太けりゃいい、ってわけではなく、使いやすい太さっていうのがあるって知ってましたか?私は単純に太ければ、材料もたくさんとれるので高く売れるのかと思っていましたが、そう単純ではないようです…

23年春は、真夏日予想が出る中、サクラやモミジの植樹を実施!終了後はBBQで普段会う機会の少ない社員同士の交流も!

さて、今年の春は、「植樹」をしました!加えて、私たちの会社は原則テレワークでの勤務が基本となったため、他部署の方と交流する機会が減ってしまったということもあり、今回は作業終了後、BBQにて社員交流を図りました。その様子を少しご紹介します。

▶植樹

今回はイロハモミジ、シダレザクラ、カワヅザクラ計50本を植樹しました。森林組合の方からレクチャーを受け、穴掘り、植え付け、支柱立て、支柱へ苗木を固定といった作業を実施。
さすがに植樹は複数回実施しており、社内にも経験者がいるため作業がスムーズ!予定よりも早く作業が終了したため、予備として用意していた苗木+20本も植えることができました!来年の春にはきれいな花を咲かせることを願っています!

▶社員交流~BBQ~

森林活動の際は現地の自然の中で弁当を頂くのがこれまでのスタイルでしたが、今回はコロナ禍も落ち着いてきたこと、テレワークで社員間の交流や新入社員と会う機会もなかなかないとのことから、昼食を兼ねてBBQで社員交流を図りました。

個人的にもコロナ禍前、テレワークに代わった2019年からお会いできていなかった方と久々に会えて、話ができて楽しかったです!新入社員も入社後、初めて会う方々との交流を楽しんでいたようですし、参加した皆さんからも楽しかった、との声をいただいたので、次回もまたこのような機会を設ける方向で検討したいと思いました。

さいごに

今回は、当社の「森林整備ボランティア活動」について紹介させていただきました。活動としてはまだまだ小規模で、地球温暖化への貢献にはほとんど力になっていないものだと思います。ですが、このような小さな取り組みが社員個々人の意識を変えるきっかけとなり、それがどんどん大きくなっていってくれればと思っています。
次回以降も少しでも実のある取り組みを続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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