【海外通販】日本から淘宝を使い倒して個人輸入しまくってみた
皆さんこんにちは。莉香です。
引き続き涼しいですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日はいつもと毛並みを変えて、個人輸入の話を書いていこうと思います。
普段、私は中国からイヤホンや服、アクセサリーから、食材などを輸入しています。
輸入頻度は使うサイトによって1~2か月に1回程度。小物なら3日~1週間に1回というペースで輸入しています。海外通販楽しい。
皆さんは中国のECサイト、「淘宝网」(タオバオ)をご存じでしょうか。
中国関連のコンテンツに詳しい方なら一度は目にしたことがあるかもしれない名前です。
簡単に言うと、日本版の楽天やアマゾンのような、個人~企業のアカウントが出店し、ネットショッピングを楽しめるサイトです。
私がメインで使っているアプリ版はこんな感じ。↓
中国語だらけで若干ハードル高めに見えますが、案外コツさえ覚えてしまえばスイスイと海外通販を楽しめちゃいます。
ちなみに、タオバオで物を買って輸入する時の流れとしては
1.商品を買う
↓
2.転送業者の持つ倉庫へ販売元から送ってもらう
↓
3.ある程度荷物がたまったら(買いたいものが倉庫にそろったら)転送業者に日本に送るよう依頼
↓
4.転送業者による荷物の総重量の計量、送料の決定
↓
5.送料の支払い後、転送元から発送
と、ちょっと複雑な手順を踏みます。でも慣れれば簡単。
さて、それではタオバオでのお買い物を日本から楽しんでみましょう。
1.探したいものを中国語で検索
まずはここからですね。
私はタオバオだと服や乾物、お茶、アクセサリーなどをメインに買ってます。
ワンピースだと「连衣裙」、バングルは「手镯」、といった具合に、検索窓に中国語で入力、Enterを押すと検索されます。
試しに「秋冬女性もの衣料」で調べてみるとこんな感じ。ずらっと検索結果が並ぶところはAmazonや楽天と大差ないですね。
値段表記は「¥」表記ですが、ここでの単位は中国元。とてつもなく安い!と思って買ったら実は高かった!といったトラブルは避けたいものです。
大体表記されている値を17倍すると日本円の値段に近くなるかと思うので、なんとなくここで計算機を使って概算しておきましょう。
※2021年9月2日時点のレートをベースに考えています
ほしいものが見つかったら販売元とチャットでどんなものなのか、サイズはあるのか、などを聴いていきましょう。商品ページの「客服」ボタンからチャットルームに入れます。(画像下段左側にあります)
2.ほしいものを見つけたら次は転送業者を探す
さて、タオバオでほしいものを見つけたら次は「転送業者」を探します。
ただ買うだけでは直接日本には届かないのがタオバオ。ちょっとここがAmazonとかと違って気軽に使えないところです。
買った品物を日本に空輸、または船便で送ってもらうために、品物を転送してくれる業者を挟まなくてはいけません。
飛行機を使う空輸(大体1~2週間以内に到着)だと最初の500gあたりが90元(約1530円)台、そのあと500gずつ増加するごとに15元(約255円)前後で増えていく、といった業者が多い気がします。
また、運ぶ物品によっては若干値段が変動します(ここは業者ごとに違う)。
ちなみに、空輸できないものももちろんあります。
おおよそ、飲み物(アルコール類やソフトドリンク類)、スマホなどのバッテリーや電池が搭載された機器類、化粧品類(これはものによっては大丈夫)などです。
転送業者の探し方ですが、商品の探し方と同じようにタオバオ内で検索出来ます。何でもそろってるぞタオバオ。
(検索窓に入力されている「转运」というのが「転送サービス」を行っている業者を探すときのキーワードです)
ちなみに、タオバオが公式で行っている日本への転送サービスもあるのですが、商品数量制限や運んでくれる商品の制限がとっても厳しかったです。食品が転送できないのが痛い…。
毎度カスタマーサービスに「これは転送してくれる?」と毎回聞かなきゃいけないのが億劫で、自然と使わなくなりました。送料は業者を使うよりは安いのですが…。
3.転送業者と直接チャットして値段を確認、転送業者を選定
たくさんある転送業者の中でどこがいいか、を探すのはなかなか難しいですが、基本的には
・自分が輸入したいと思っているものが転送可能なものか
・送料はどれくらいか(予算の範囲内か?)
これをベースに決めていけばいいと思います。
こんな感じでチャットを業者と進めていきます↓
納得いく業者が見つかったらいよいよ、転送準備の開始です。
おそらく業者から「物を買ったらここに送って」と住所が送られてきます。
その住所をコピーして、タオバオのマイページから自分の住所入力画面で教えてもらった住所を入力。
歯車ボタンをタップすると設定画面に行けます。(我的收货地址の文字がそれです)
さらに、支払方法もここで選択(「支付」から設定できます)して、国際支払いを選んでカードを登録します。デビッドカードでも問題なく登録出来ました。
さあ、これで臨戦態勢…じゃなかった、転送準備はあらかた整いました。
あとはひたすら買い物をしまくりましょう。
4.買う、倉庫に送る、そろったら業者にお知らせ
準備も整ったら今度は実際に品物を買っていきましょう。
ほしいものを選んで、すぐに買う場合は右側の濃いオレンジ色のボタン(立即购买)をタップ。
支払い画面に進むため、「去支付·」ボタンを押して支払い確定。
国際支払いだと手数料が少しかかってしまいますが、そこまで高くありません。
品物を買うと、今度は品物の配送開始とともに販売元から追跡番号が送られてくるので、それを転送業者に伝えます。
これの繰り返しをして、倉庫に自分が買ったものをどんどん運んでもらいます。配送状況は注文履歴から確認できるので便利です。
一通り、荷物が倉庫に届いたら、転送業者にチャットで「荷物が届いたよ」とお知らせします。そうすると転送業者が荷物をひとまとめにしてくれるので、あとは転送業者から送料が送られてくるのを待ちましょう。
5.いよいよ転送開始、商品が届くまでドキドキ
業者から送料が送られてきたら支払い方法も併せて教えてもらえます。タオバオ上で終わるのでここも指示通りに支払いましょう。
そうすると、1日~2日内には発送のお知らせと追跡番号が送られてきます。
大体は国際スピード郵便のEMSを使用しているので、日本の郵便局サイトからでも追跡できます。
日本についたらいよいよ税関チェックを受けて、荷物に問題がなければ輸入許可が下ります。たまに開封チェックがされますが、問題なければおとがめなしです。今まで開封されたことはあれど、おとがめがあったことはないので、多分めったに引っかからないのかもしれない。
これでいよいよ晴れて国内の輸送網に乗りました。ここからはあっという間です。
最寄りの郵便局に輸送後、速達と同じ扱いをされるため、基本的には届いた時間が郵便局の営業時間内だったらその日のうちに、そうじゃない場合は翌日に届きます(もちろん地域差はあると思いますが)。
写真は以前届いた20kgの荷物です。背景に私物が写り込んでいたため加工してます。
これで、とうとうタオバオで買ったものが自分の手元に届きました。
まとめ:個人輸入は楽しいよ
ちょっと複雑な手順ですが、慣れてしまえば中国から直輸入でいろんなものが手に入ります。最近人気になっていた中国国産アニメのグッズだって輸入し放題です(もちろん数に限度はありますが)。
税関が定める個数制限や輸入制限品、輸入禁止品を輸入しなければ問題はありません。
ちなみに、個人輸入だと商品代金が合計16,666円以下だったら免税範囲になるため、輸入時に関税がかかることはなかったはずです。ここら辺は例外もあるので気になる方は税関に聞いてみてください。
ちなみに私は一度も関税がかかったことはありません。
やってみると意外とはまってしまう海外通販・個人輸入。
慣れてくるとタオバオ内の販売元が行っている生放送内で商品を買うことだってできちゃいます。
皆さんも、ぜひ、海外通販・タオバオ転送・個人輸入に挑戦してみてください。きっと日本で手に入らないものばかりで楽しくなってはまっちゃいます。
それでは今日はここまで。
また次回お会いしましょう!
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