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なんちゃってキャンピングカー(バン)でメキシコへ①出発編

くまの3回目のメキシコ旅行は2011年の12月、くまは2歳8か月になっていました。この旅行はなんちゃってキャンピングカー(というよりもベットと冷蔵庫のついてるバン)で野宿をしながら2400キロの行程を寄り道しながらゆっくり進むロードトリップ。前回の旅では味わえなかった旅のだいご味をたっぷり堪能することができました。

豪華貸別荘のテラスで優雅に夕陽を見ながらお夕飯どころか、毎日のシャワーはサンシャワー(プラスチックのバックの中に水を入れて太陽光でお湯にするシャワー)ごはんは簡易キッチンで作るという生活も経験。でも私たちにとっては別荘を借りるよりもキャンプ旅行が性に合っていると実感できた旅でした。

初代なんちゃってキャンピングカー


私たちの最初のなんちゃってキャンピングカーはフォードのバン。このモデルは送迎などによく使われるバンで座席は3列。最後部座席がベットになる設計だったの真ん中の列の座席を取っ払ってスペースを作り冷蔵庫を装備。屋根にのせたソーラーパネルから電源をひきます。このバンで3週間ちょっとのあいだ生活しました。

屋根にソーラーパネルとウインドサーフィンのギアを乗っけてタホから出発!
ベットはひろびろ。人間2とワンコ2がらくらく横になれます。
くまとスクラフィ―が乗っているのは12Vで動く冷蔵庫。冷蔵庫があるだけでキャンプの質が一基に上昇するので投資効果はすごいです。窓はキャンプ中だけアルミ拍で熱を遮断します。

5泊6日かけて2400キロを走破

宿やキャンプ場の予約は全くとっていない旅は寄り道しながらのんびり行程。目的地のラバンタナまで5泊6日かかりました(前回の旅は2泊3日で走破)。タホからの走行距離は2400キロです。5泊のうちホテルは1泊だけであとは適当な場所を見つけてバンで眠るという野宿になりました。

12月13日 お昼にレイクタホ出発
12月13日 ロスアンジェルスに入る手前の山で野宿
12月14日 メキシコ、エンセナダでホテル泊
12月15日 グエロネグロで野宿
12月16日 コンセプション湾で野宿
12月17日 休憩とりながらの夜間走行
12月18日 早朝にラバンタナ到着

こちらがロードトリップの行程です。



まずは南カリフォルニアをめざす


メキシコ国境の街ティワナは2011年当時メキシコで人口当たりの殺人率がトップ10だった街。メキシコへキャラバンする仲間うちではティワナを通過する国境越えは日暮れ前!が鉄則でした。早朝に出発しないと日暮れ前の国境越えは無理。まずは南カリフォルニアまで行こうとお昼過ぎにレイクタホの自宅を出発しました。

タホから南カリフォルニアへはシエラネバダ山脈の東側を走る395号線を使います。カリフォルニア州とネバダ州の州境を出たり入ったりしながらシエラネバダの山並みを望む絶景ルートです。

395号線は神秘的なモノレイクを通過します。夏はここからヨセミテに入ることができます。(このヨセミテルート、冬季は閉鎖)

夜までにロスアンジェルスに入る前の5号線山越えに到着したので、適当な空き地を見つけて野宿しました。

最初の野宿はロスの手前の山で。

メキシコへ無事入国

2日目のお昼すぎに無事国境を通過。南カリフォルニアに住んでいればメキシコはむちゃくちゃ近いんだなあと実感しました。入国審査もなく高速道路の料金所みたいな国境の入口です。(2012年当時)

国境が見えてきた!

2泊目の宿泊地は国境から約1時間の街エンセナダ。前回の旅と同じホテルです。わんこが2匹いてもダメなんて言わないしワンコ用のデポジットも要求しないワンコフレンドリーなメキシコのホテル。この次の旅でも利用させてもらいました。

こちらがエンセナダでの定宿となったホテル。

ホテルを確保したので早速ビーチへ。エンセナダの浜は太平洋に面してるので波が荒くなりときもありますが、遠浅で引き潮の時はおだやか。波が怖いくまですが、ここなら喜んで走り回ります。

わーい!!
やっとビーチに来れたよ。

夕飯はワンコたちをバンに残して、エンセナダのシーフードレストランでいただきました。Mahi Mahiというレストラン、まだあるかなとググってみたらありましたよ!2011年当時はとにかくおいしかったです。

シーフードスープ。トルティアスープのシーフードですかね?。すごくおいしかった。

翌朝はウォルマートで食料品の買い出しとスタバで最後のネットアクセス。どこに行っても英語オッケーでエンセナダはまるでアメリカの街でした。

エンセナダのスタバにて。夫の手にあるコンデジで時代を感じます。この旅の写真はコンデジとアイフォンが半々でした。

つづく


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