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⭐️【抹茶好き集まれ!】身近な材料でつくる(まるで)本格抹茶のお菓子

 抹茶のシフォンケーキ…?

畑に生えるスギナという野草からできたシフォンケーキなんです(∩^ω^∩)

スギナ

 「雑草」として扱われてしまうこともあるスギナ。しかし、日本では古くから、江戸時代の民間療法で使われ始めたのを皮切りに、お茶・入浴剤・栄養食として効能が利用されてきました。
スギナと一緒に生えてくる「ツクシ」はご存知の方も多いのではないでしょうか(o^^o)
スギナとツクシは地下の根茎で繋がっており、いわば「兄弟」の関係にあります。

スギナってこんなにすごい!ー効能ー

 ヨーロッパ由来の植物であるスギナは、ドイツの医学に関する古典文献にて、すでにその効能が紹介されています。

●癌
●糖尿病
●胆石
●肝臓病
●関節痛(腰痛など)

【ドイツ医学文献『ゲズントハイト・アウス・デア・アポテーケ・ゴッテス』邦題:『神の薬局より贈られた健康』に紹介されている効能】

スギナっておいしいの?ー味ー

 スギナは薬草のなかでも苦味の弱い部類に入り、『食べる薬草事典』では、スギナの苦味について、最低ランク(苦味が最もない)ランクに分類されています。スギナ茶は癖がなくさわやかな味で、飲みやすいです(^ ^)

スギナと日本人ー歴史ー

スギナの歴史は古く、日本の文献における初出は739年 『本草拾遺』に遡ります。(「食べる薬草事典」より)
1830 年に出版され明治になって絶版となった 『新訂増補和蘭陀薬鏡』には、スギナを癌・糖尿病に用いる旨が記載され、それ以降、スギナは民間療法として、おでき・解熱・利尿などに盛んに利用されてきました。
また、庶民の間ではスギナがかゆみに効くことが知られ、漆かぶれの対処などにも利用されていたとのことです。

参考文献
村上光太郎『食べる薬草事典』
船瀬俊介「『健康茶』すごい!薬効 もうクスリもいらない医者もいらない」

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