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絵は心の変遷を写す|裏の畑美術部

4月9日は、月に一度のシュタイナー教育の絵の教室「裏の畑美術部」でした。
この日の水彩の課題は・・

熊さん。

熊は昨年の初冬にも描きました。

昨年は、これから冬眠の入るぞという熊の姿。たくさん栄養を蓄えて、越冬する準備をしています。今回は、春を迎え穴から出てきた熊の姿です。近くには子どもたちの姿。子どもを守るぞという気概だったり、ほのぼのと見守る眼差しだったり、生き生きと楽しんでいる喜びだったり。

並べてみると、冬にたった一人だった時とはまた違った、それぞれお母さんになった熊の姿がそこにあってなんとも微笑ましい。

わたしの作品。

前回(2023年11月14日)
今回(2024年4月9日)


他のメンバーの作品

前回(2023年11月14日)
今回(2024年4月9日)

他のメンバーの作品

前回(2023年11月14日)
今回(2024年4月9日)

時を寝かせて同じモチーフに取り組んでみるのはとても面白い。心の変遷が絵を通じて立ち現れてくるようで、この二枚の絵の間にどんなことがあったのかな・・?とイメージしながら眺めていた。


続いてはフォルメンです。

前回のモチーフを引き継いだ形。それにしても、間々田さんのお手本はいつも美しい。どうして黒板にそんなに綺麗に描けるの?
マッシュルームが折り重なったような、可愛い形。

わたしは動きながら(描きながら)、歪みを補完しながら?なんとなく帳尻を合わせながら?真ん中を決めてしまう癖があるので、フォルメンの時間はできるだけ身体の軸や、円の中を決めて、形ができていくのを俯瞰しながら描くように練習中。


続いて、
後半はわたしが担当するボディワーク部です。

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