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衝動はわたしの中で形となり、馳せていく|裏の畑美術部

11月15日。
月に一度開催の、シュタイナー教育の絵の教室「裏の畑美術部」でした。
この日は、「いのしし」を描きました。

描く前に「魂の暦」を読んでもらいました。

今日の言葉
大和言葉の力を感じる

出典は同じシュタイナーの言葉だけれど、今日は二つの訳を紹介していただき、言葉の力の奥深さを感じながらのスタートでした。

さて、今日の水彩のお題「いのしし」を描きます。

朱を広げた画面の中により深い朱で衝動が描かれる。
背中に温かさを感じると思ったら、薪ストーブに火が入っていた。
それぞれの、心の中にいる住人「いのしし」。

「いのしし」は、とても地面に近い動物だ。とてもパワフルでゴツゴツとした印象で、抱き込んだ熱を真っ直ぐに爆発させて進んでゆく。けれど、不思議とその周りには軽やかな黄色い風が吹いていた。



続いては、フォルメン。

線、線、線
正方形の中にどんどん続いていく正方形の世界
まるで薔薇のよう

いのししを描いたせいなのか、この日はいつにも増して、線の衝動を強く掌に感じた。

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