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《創世記 第六日①》命が形をもつということ |裏の畑美術部

8月30日。

月に一回のシュタイナーの絵の教室『裏の畑』では、水彩では3月より創世記のテーマにとり組んでいます。この日は第六日目の前半を描きました。この日は、フォルメンはお休みでミツロウ粘土をしました。絵筆をとる前に、命が生み出されていく感触を手の中で体全体で探っていくのです。

好きな色のミツロウ粘土をとって、まずはまぁるく丸める。そして、水の中の生き物、陸に上がった生き物を作っていく。

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人間の体温でゆっくりと柔らかくなっていくミツロウ粘土。「ここにこういうものが生まれて欲しい」という衝動をくみとって、熱によってきれいな丸からさまざまな形が生まれていく。命が形になって存在していく様は、まるで魔法のよう。

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その後、絵筆をとって先ほどの感触を形にしていく。わたしの絵の中にはうさぎさんがぴょっこりと姿を現した。

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