no.1 腕時計をつけてみる|ゆるデジタル・デトックスはじめてます
「2020年になったらSNSをリセットしてインターネットとの関係を見直す」と手帳に記したのは約10年前、Facebookを始めた時のことだろうか。
2020年という年に特別な根拠はなかったけれど、あの頃の自分にとっては近未来的な数字だったのでしょう。
しかし、いざ2020年になってみると、コロナの影響もあってオンライン化が進み、5Gへの移行もぐっと現実味を帯びてきていて、過去の自分からの語りかけも信じるに値することなのかもしれない。
そう思って、以前から興味があったデジタル・デトックスをゆるくはじめてみている。
デジタルデトックスを調べると、大自然の中へリトリートへ出かけたり、タバコの禁煙のように「使わないこと」を実践することが多い気がする。
でも、私たちはデジタル化が進んでその恩恵を受ける時代に生まれたのです。だから日常からデジタルを排除する必要はないし、リバウンドするような大袈裟なデトックスプログラムをすることはなんだか身体にやさしくないなと思った。
ただ、いつも変わっていく身体と共に、関わり方をフレキシブルに調節できるようで在りたいなと思った。いつでも必要な時に必要な量だけ、恩恵が受けられるようでありたい。
全てが繋がっている時代がやってくるとして、もしかしたら「繋がっていない贅沢」を味わえるのは今が最後のチャンスなのかもしれない、とも思う。
だから、ゆるくやさしくデジタル・デトックス、いや、デジタル・レビュー(デジタルを見直す)をはじめてみています。
さて、前置きが長くなりましたが、no1.は腕時計をつけてみる。
わたしはしばらく「自分がどんな時にスマホやデジタル媒体を使うのか」をノートに書いて観察していました。
すると、わたしはよく時間を確認するためにスマホやiPadを開いて、そのまま「あ、メッセージが来ている」とSNSを開き、ニュースを見て・・と、ダラダラネットサーフィンが始まることに気づきました。
なので、腕時計をつけてみると、なんと日中ほとんどスマホを開かなくなってしまってびっくり・・。
え?それだけ?と思われるかもしれませんが、時間確認のついでスマホがしめる時間は、結構馬鹿にできないものです。
ついついスマホ癖に「時間確認」が絡んでいたとしたら、やってみると面白いですよ♪
写真の腕時計は、夫が娘に買ってきたけど本人が使っていないものを拝借。
ちょっと可愛すぎるので(笑)、今度自分用に腕時計を買おうかと思っています。
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