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デジタルデトックスのリバウンド防止策

今日で8週間にわたるデジタルデトックスプログラムが終わります。このプログラムでは期間中、全部で8つのミッションに取り組みましたが、最終週ではその全てをふりかえりながら「自分とテクノロジーの付き合い方」の哲学とルール作りを行います。

ミッション①「スマホ動線を把握しよう」
ミッション②「代替動作を設定しよう」
ミッション③「夢日記をつけよう」
ミッション④「聖十二夜の夢を記録しよう&ドライツェン・ヴンシェ(13 Wünsche)の儀式」
ミッション⑤「2032年の自分への手紙を書こう」
ミッション⑥「2032年から2022年の自分へ返事を書こう」
ミッション⑦「2022年のテーマを決めよう」
ミッション⑧「ふりかえりとプランニング」


前回の記事では、8週間のプログラム全体をふり返って、期間中できるようになった16のこと、についてまとめました。

今回はデジタルデトックスリバウンド防止策について。
ダイエットでもそうだと思いますが、何かを制限した後はどんなに気をつけていても多少なりともリバウンドはするものです。変化を加えたときに元に戻ろうとする力が働くのは正常なことです。ミッション①・②をふり返りながら行動動線を整え、デジタルデトックスのリバウンドを防止していきましょう。


ダラダラスマホ時間に逆戻りしていませんか?-ミッション①・②をふり返る

ミッション①ではまず、普段スマホ(他デジタル媒体)を使う時間・頻度・状況などを記録しました。

そしてミッション②では、その記録を分析して、ダラダラと惰性的に使っている時間と、有意義な使い方に仕分けをしました。そして前者には代替動作を設定することでダラダラとスマホを使ってしまう流れを変えるということを試みました。

ミッションに取り組んだ方は、その記録をもう一度見返してみましょう。きっと自分がダラダラとスマホをいじってしまう〝行動や心の癖〟が見えてくるはずです。そして、ひょっとしたら今オンライン時間が増えてきた中で気づくとそこに戻ろうとしてしまう部分があるかもしれません。

ここでデジタル使用のルールを決めておきましょう。
しっかりと置き石をして、元の状態にリバウンドするのを防ぐのです。

デジタル使用ルールを決めてリバウンドを防止する

オンライン時間が再開され、アプリや、ネットや、あらゆるデジタルツールを使う時間が増えてきたと思います、ここで、自分が使っているツールはほんとうに自分にとって必要なものなのか?再度点検してみます。まだここで終わりではありません。その厳選したツールを、

・Why? なぜ使うのか?
・Whom? だれと使うのか?
・Where? どこで使うのか?
・When? いつ使うのか?
・How? どのように使うのか?
・Howmatch? どのくらい使うのか?

を具体的に決めていきます。このやり方はカル・ニューポート著「デジタルミニマリスト」のやり方に準じています。

このデジタルデトックスは、例えばYouTube は見るなとか、Facebookは使ってはならない、など〇〇の使用を禁止するという類のものではありません。(デジタルデトックス本ではFacebookが槍玉に上がってしまうことが多いけれど・・)

あくまで自分が選んだツールを、自分がどう使うのか。
それがとても大切です。


★こんな風にノートに書き出しました。

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★決めた使用ルール。

*LINEをチェックする時間は13時〜15時の間、一回30分まで
*Gmailは10時〜11時、13時〜15時の間、一回30分まで
*noteの投稿は一日一記事まで
娘が帰って来てから(15時以降)記事を書かない
*夕飯を食べ終わったらネットに繋がない→本を読む

とりあえずこれで予定を組み、運用してみます。
何度も試行錯誤を繰り返して自分のバイオリズムに合った仕様に整えていければと思っています。

特にわたしの場合はメッセージアプリが気になってちょこちょこみてしまう癖があるので、このあたりは工夫が必要です。LINEやGmailをチェックする時間を決め、通知をオフにしています。緊急の連絡は電話でもらうようにしています。

LINEはスマホのアイコンの中であまり目立たない位置に置いています。そしてスマホのアプリから削除するか検討中です(電話とかかけるので・・)。
Gmailはアプリを入れず、仕事用のデスクにてiPadかノートPCでチェックするようにしています。

逆に家族との連絡はLINEなどでやってしまうと見落としてしまうので、Slackにしました。通知もオンにしています。Slackはタスクごとに会話を分けやすく、LINEニュースみたいにチラつく情報もないので心理的負荷が少ないし、インターフェースもシンプルで気に入っています。

★ダラダラ動線への防止線も再確認。

【 朝・昼 】
・スマホのアラームを止める→カーテンを開ける→の日をする
(朝のネットサーフィン防止)
・午前中の家事がひと段落→自分にお茶を入れてあげる・フェイスマッサージ
(メッセージアプリのチェック防止)←メッセージアプリは午後にまとめてチェック。
・時計の確認のためにスマホを見る→腕時計で時間はチェックする
・待ち時間(電車・レストランの順番待ちなど)があるときには読みたい本を一冊持っていく

【気持ちが揺らぐとき】
・孤独や尊重されなかったという思いが去来するときにネットサーフィンに走る傾向→絵を描く、映画を見る、本屋にいく、ヨガをする、など他の方法を模索中
・大きなイベントの後、大きなイベントの前触れの時、メッセージアプリで誰かに会話をしたくなる→ぐっと堪えて日記につけてみるようにする


さて、自分がどのようにテクノロジーを使うのか?に意識的になると、自分は何をテクノロジーに求めているのか、がクリアになってきたのではないでしょうか。
次の記事では、ミッション⑤・⑥の未来の自分との手紙をやりとりするワークをふり返りながら、自分なりのテクノロジー使用の哲学をクリアにしていきます。

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