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-立秋-no.26 ملوخية بالكزبرة|クレオパトラも飲んだ!?エジプトの国民的スープ・ムルキーヤ


【食べる】二十四節気通信。

今日はエジプトの国民的スープ、ムルキーヤ。
参考レシピはこちら。



ムルキーヤとは、モロヘイヤのこと。

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王様の野菜という異名を持つ、モロヘイヤは栄養素たっぷり。

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葉っぱをちぎります。

※ 一般的に流通しているモロヘイヤは大丈夫なようですが、家庭菜園で育てたものや収穫時期がずれたものは茎や根、種子に毒素が含まれているため注意が必要です。


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細かく刻みます。
独特な匂いに野菜というより薬草を刻んでいるような感じです・・。

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ニンニクと玉ねぎをバターで炒めます。

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水とチキンコンソメを加えて煮たったら弱火で2〜3分コトコト。

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同時進行でトマトの香味油を作ります。
熱したオリーブオイルの中クミン・コリアンダーを入れて香りをつけて、
最後に刻んだミニトマトを入れて火を止めます。
キッチンに異国の香りが漂います。

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スープの味をお塩で整えて、刻んだモロヘイヤを入れます。
モロヘイヤは熱が通るとどんどん色が黒ずんできてしまうので、
食卓にだす直前に。

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トマトの香味油をのせて、できあがり。

エジプト食の歴史を辿ると、古代エジプトの時代にモロヘイヤがあったかどうかは定かではないらしいのですが。

大病をした王様が医師から言われてモロヘイヤのスープを飲んだところ病が治った、とか、あの美容家のクレオパトラも愛飲していただとか、さまざまな伝説が残っている、モロヘイヤのスープ。

それだけ長きにわたってエジプトの人たちに愛されてきたスープなのでしょう。

全くエジプトには今まで興味がなかったけれど、何故か最近気になっている、エジプト。

また空を行き来できる日が来たら、行ってみたいなぁ。エジプト。

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今日の夕飯は、中華に和食にエジプト料理にフランス料理に・・。
異国情緒たっぷり(笑)。フィーリングで作るとだいたいこうなる、わたしのご飯。

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