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Body work講座 & お話会

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#プロセスワーク

「エッジ」って何ですか?|裏の畑Body work部『十牛図のワーク』

月に一度のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」。後半のBody work部で『十牛図のワーク』を担当しています。前半の部の絵の教室はこちら↓ 9月20日。 秋分を目前に控え、夜が深まっていきます。シュタイナーは、秋は闇の深まりとともに、人の内側では影との戦いがはじまると言いました。この日は、自分の中の影の部分(牛の領域)と目に見えている現実(牧人の領域)の境界である『エッジ』について学びを深めていきました。 ユング派の心理学者、プロセスワークの創始者であるアーノルド・ミンデル

症状は未来からの薬である|裏の畑Body work部

月に一度のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」の後半の部で、Body work講座を担当しています。前半の部の絵の教室はこちら↓ 5月17日。 今年は十牛図を扱っていますが、今日はちょっとお休み。ここ最近体の不調を訴える声をよく耳にするのでチューニングが必要な季節なんだなと思い、この日は、昨年もやった症状からレメディ(薬)を作るワークを行いました。 昨年の記事はこちら↓ アーノルド・ミンデルのプロセスワークを用いますが、今年は2回目ということで、ワークの仕組みなんかも話して

わたしによるわたしのためのカルテと処方箋をつくろう|裏の畑Body work部

月に一度通っているシュタイナーの絵の教室の前半で、からだのワークや講座の時間を持たせてもらっています。 先月は、「自分でカルテを書いて、お薬をつくってみよう」というワーク。 以前、わたしが理学療法士として整形外科で働いていた時代に(時代って笑)、患者さん向けにやっていたワークショップをリバイバルさせてみました! カルテもお薬も、お医者さんとか専門家に書いてもらったり出してもらうものでしょう? とよく言われます。たしかに専門家にしかできないものもありますが、例えば慢性的

知識オタク・しゃべってみる

毎月通っているシュタイナーの絵の教室にて。 先月から、前半30分ほど体についてのミニ講座をさせていただくことになりました。 人間の意識の発達段階を説明した、ケン・ウィルバーの意識のスペクトル理論。身体と意識の発達の関係性をお話。 ユング派心理学者のアーノルド・ミンデルのプロセス指向心理学。 人の意識の深層領域には、その人にしか感じられない独自の香りがあって、それは身体の動きが引き出してくれるんだよ、というお話を。 そして、さらに深いところまで進むと、個という認識を超えた